インプラントとは
医療の中では、生体の一部が何らかの理由により失われた場合、その形態や機能を回復させるために体内に埋め込む人工物のことを指し、整形外科で用いる人工関節などがそれにあたります。
歯科におけるインプラント治療とは、歯を失った部分に人工の歯根(しこん)を埋め込み、噛む機能を回復させることを指します。
従来の治療では、歯を失った場合、それを補うために他の歯や組織に負担を強いらなければなりませんでした。それに対してインプラントは
その機能の高さから“第2の永久歯”ともいわれています。
インプラント治療にかける想い
勝沼歯科医院ではこれまで、インプラント治療に情熱を傾けてきました。「患者様に自分の歯を取り戻し、豊かな生活を手にしてほしい!」このように思っております。
あなたは歯を失ったことによって、大切なものを失くしてしまっていませんか?
歯を失ってしまったことで、それまでの生活で当たり前にように 手にしていた何かを失くしてしまっているかもしれません。
それは・・・
「好きなものを好きなだけ、バリバリ食べられる」
「人の目を気にせず、大きな口をあけて、大声で笑うことができる」
というような、若いころには当たり前だと思っていたことばかりかもしれません。
しかし、そんな当たり前のことが、当たり前でなくなった時。いかにそれが大切だったか、いかに生活が豊かだったのかを感じられるのではないでしょうか。
これまでに、歯を失って生活の豊かさを失ってしまった多くの方々と接してきた中で、その方々がインプラントという最も自分の歯に近いものを手にすることによって、失った生活の豊かさを手にし、輝いていくのを見てきました。
インプラント治療を通じて、少しでも多くの方が豊かな生活を手にするためのお手伝いができればと思っております。
インプラント治療の流れ
STEP1 診査診断
お口の中の診査、歯型の模型の採取、レントゲン・CTの撮影等を行い現在の状況とインプラント治療を行えるかどうかの診断をします。
STEP2 診査結果、治療計画の説明
診査結果と治療方法について、歯科医師より説明をさせていただきます。
計画について不安な点、分からない点などがありましたら、遠慮せずになんでも聴いて下さい。
STEP3 インプラントの埋入
治療計画に同意をいただけた場合、治療の日程を決め、インプラント治療に入っていきます。
歯科に用いるインプラントは、主にチタン製で小さなネジのような形状をしております。その患者さんに適したタイプのインプラントを部分麻酔下で顎の骨の中に埋入します。治療の約1週間後に抜糸をします。
STEP4 インプラントに骨がくっつくのを待つ
埋入したインプラントに骨がしっかりとくっつくまで待ちます。治療時の状態や治療の方法などの違いにより、期間は異なります(通常約3ヶ月~6ヶ月)。
この期間は埋入したインプラント周囲を清潔に保つため、他の歯と同じようにブラシで清掃を行っていただきます。
清掃の仕方は、患者さんそれぞれに適した方法を担当衛生士から指導させていただきます。
STEP5 人工歯の型どりと装着
インプラントの安定が確認できたら、その部位に適した土台(アバットメント)を合わせ、その後型どりをし、人工歯を作成します。その後、咬み合わせや形態の確認を慎重に行い装着します。
STEP6 定期健診
人工歯の装着されたインプラントが、
日常生活でしっかりと機能しているか
また、インプラント周囲の清掃状況はどうか
埋入したインプラントを良い状態で長持ちさせるため、これらの確認を定期的に行わせていただいております。
インプラント治療は人工歯が入ったらゴール。と思いがちですが、実はこれは大きな間違いです。
人工歯が入り、他の歯と同じように機能するようになったら、そこからがスタートです。
せっかく苦労をして入れたインプラントが、今度はあなたの快適な生活をサポートするために長期にわたり良好な状態を保てるよう、定期健診には是非いらしてください。
私たちもそのサポートを全力でさせていただきます。
他の治療法との比較
歯を失ってしまった場合、それを補う方法は大きく分けて3つあります。
インプラント
ブリッジ
入れ歯
これら3つの方法には、それぞれ利点と欠点があります。
ブリッジ
メリット
- 固定式のため、あまり違和感がない
- 保険適応の治療もあり、その場合治療費は安価である。
- セラミックなど保険適応外の治療であれば、天然歯のようにキレイにすることが出来る。
- 治療にかかる期間が短い。
デメリット
- 両隣の歯が健康で、たとえそれが必要無い状態だとしても、ブリッジを入れる為に削らなければならない。
- ブリッジの支えとなる歯には抜けた歯の分の負担がかかるため、将来的にその歯も弱り、抜ける原因になる。
- 抜けた歯の部分の骨が痩せる場合がある。
- ブリッジと歯肉の間に食べ物のカスがたまり、不衛生になりやすい。ブリッジの部分はより丁寧に衛生管理する必要がある。
入れ歯
メリット
- 治療にかかる期間が短い
- ブリッジと同様に保険適応の治療があり、その場合費用は安価である。
- ブリッジのように、歯を大きく削る必要が無い。
デメリット
- 天然の歯に比べて、一般的に咬む力が20~30%程度に下がるといわれている。
- 部分入れ歯の場合、入れ歯を支える為に残存歯にバネを掛ける必要がある。バネをかける歯にはブリッジと同様に負担がかかる。またバネが見えると見た目があまり良くない。
- 顎の骨が経年的に少しずつ痩せていくので、それによりかたつきが出たり、食べ物が入り込みやすくなったりする。また骨が痩せることでインプラントが出来なくなる可能性もある。
- 慣れるまでしゃべりづらさや、食べづらさを感じる。口の中が狭くなったように感じる。
- 取り外し式なので、毎日洗浄剤で洗浄する必要がある。
インプラント
メリット
- ブリッジや入れ歯のように、削る必要のない歯を削ったり、支えとなる周りの歯に負担を強いることがない。結果的に自分の歯を長持ちさせる事にも繋がる。
- 自分の歯と同じような見た目と感覚が得られ、違和感なく噛むことができる。
- 他の治療法と比べて長期予後が最も優れている。(10年残存率:平均95%)
- 抜いた部位の顎の骨がやせていくのを防ぐことに繋がる。
デメリット
- 顎の骨との定着期間を含めると、治療にかかる期間が長い。
- 顎の骨の状態や全身的な疾患(コントロールされていない糖尿病など)を抱えている方、またヘビースモーカーの方などには適さない場合がある。
- 手術にともなうリスクがある。
- 保険が適用されないため、1本31万円以上と高額になる。
勝沼歯科医院のインプラント治療
治療は、日本口腔インプラント学会認定の専門医の資格を持った理事長を中心に、十分なトレーニングを積んだ歯科医師のみが行います。
勝沼歯科医院の歯科医師全員が、日本口腔インプラント学会の指定研修施設に所属しており、勉強会や学会にも積極的に参加し日々研鑽を重ねております。
また、歯科用CTを始めとする最新設備を完備し、より正確な診断・治療が行える環境が整っております。
歯を失ったとき・・・
何故その歯を失うことになったのか。そこには必ず原因があり、その理由をしっかりと考察することが重要です。
それをせずにインプラント治療を行ったとしても、インプラントがその二の舞になりかねません。
勝沼歯科医院では事前にインプラント治療を行った際のメリットはもちろん、個々の患者さんに起こり得るリスクやマイナスの点についても、包み隠さずお話させていただいております。
その結果、インプラント治療自体をやらないと選択される患者さんもいらっしゃいます。場合によってはインプラントより他の治療法の方が患者さんにとって良いと判断すれば、私たちからその提案をさせていただきます。
ご自身の身体に関わることですので、一番納得できる治療法を選択していただくことが何より大切だと考えています。
少ない本数で、大きな効果! ~インプラントオーバーデンチャー~
「全てインプラントで治療ができたら一番だけど、大掛かりな手術が必要といわれて怖い。」
「体への負担も、費用の負担もなるべく抑えて、今より快適に入れ歯を使えるようにしたい。」
インプラント治療に興味を持たれても、いざ治療法についての説明を聞いてみたら、
「そんなに手術が大変そうだなんて思わなかった。」
「治療費用が予算を大幅にオーバーしてしまった。」
などの理由から、治療を受けることを躊躇されている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に勝沼歯科医院がお勧めしているのが、インプラントオーバーデンチャーという治療法です。
この治療法は、インプラント治療と入れ歯治療のそれぞれ良いところを合わせた、いわばコンビネーション治療です。
総入れ歯や広い範囲に及ぶ入れ歯の場合、入れ歯にかかる力のそのほとんどは歯ぐきが受け、支えることになります。天然の歯が顎の骨に支えられているのに対し、入れ歯の支えは歯ぐきなわけですから、咬んだときに耐えられる力の量は、入れ歯の方が天然の歯よりも、ずっと小さくなります。それ故に、天然の歯の時と同等の食事をすることが難しくなり、食べられるものに制限が生まれます。
インプラントオーバデンチャーはインプラントを数本(1~4本程度:状態により異なります)埋入し、それを支えにする入れ歯のことを指します。
インプラントの支えを得ることで、通常の入れ歯と比較し、咬む能力や安定性が大幅に向上します。
また、全てをインプラントで治療する場合よりも、インプラントを埋入する本数が少なくて済むため、身体に対しての負担や金銭的な負担も少なく済みます。
「大掛かりな手術はしたくない」
「今より快適に入れ歯を使いたい」
「少しでも費用を抑えたい」
インプラントオーバーデンチャーは、そんな悩みを解決する一手になるかもしれません。
~滅菌システムについて~
勝沼歯科医院でのインプラント治療は、専用の治療室で行います。
そこには最善の治療を行う為の様々な設備を完備しております。
しかし本当にこだわっているのは、実は別のところに存在します。
インプラント治療がある時は、患者さんが来院される数時間前より治療室の管理と準備を始めます。また、使用する器具類はすべて滅菌・殺菌されたものを用いております。
患者さんの目には映らないところですが、そこにこだわることで初めて安心安全の治療が提供できると確信しております。
インプラントを長持ちさせるために
ここまで読んでいただいた皆さんに、インプラント治療の特徴が少しでも多く伝わっていたら幸いです。
ここまでお話させていただいたように、歯を失った場合の治療法としてインプラント治療は、他の治療法と比較して大きく優れている点が多いです。
人工物ですから虫歯にもなりません。
まさに第2の永久歯と呼ぶに値する多くのメリットを持っている治療法です。
しかし、残念ながらそれでもやはり天然の歯にはかないません。ご自身の歯に勝るものはないのです。
決してインプラントが弱いというわけではありません。
しかし、完全無敵の治療法というわけでもないのです。
ですからインプラントを長期的に良好な状態で保つためには、ほったらかしではいけません。インプラント周囲を清潔に保つために、日々のセルフケアをしっかりと行う必要があります。またインプラントのかみ合わせや周囲の状態を良好に保つためには、定期検診への受診が非常に大切になります。
実はこれ、インプラントに限らず、お口の中の健康を保つために、すべてに共通して言えることなのです。
インプラント治療により得た幸福を逃さぬよう、是非私たちにもそのサポートをさせてください。
最後に・・・
健康寿命という言葉をご存知ですか?
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されております。2000年にWHO(世界保健機構)が提唱して以来、その認知度は年々高まってきています。
この健康寿命と平均寿命とに差がある場合、それは日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。
我が国では平成22年時において、この差は男性で約9年、女性では約12年でした。今後平均寿命が延びるにつれて、さらにこの差が拡大すれば、健康上の問題だけではなく、医療費や介護費の増加にもつながると懸念されております。
皆さんもご存知の通り、我が国は世界トップの長寿国です。それに加えてこれからは、いくつになっても健康で毎日様々な人と触れ合いながら、おいしい食事を楽しめる。そんなアクティブシニアを目指しませんか?
その第一歩として、
「よく噛めて何でもおいしく食べられる」
「みんなと大口を開けて笑い合える」
というのはとても大切なことだと思います。
命の入り口である「口」。
その口を通して、皆さんのより健康で幸せな生活をサポートすることが私たちの使命だと考えております。
インプラント治療Q&A
インプラントについては、言葉は聞いたことがあっても実際にはどうなのかは気になるところですよね。不安や疑問を感じることも多いはずです。ここではそんなあなたのインプラントに対する疑問にお答えします。
-
Q.インプラント治療に年齢制限はありますか?
-
A.骨の成長がほぼ終了する最低16歳以上で、医学的・解剖学的に条件が満たされている限り、どなたでもインプラント治療を受けることができます。年齢の条件はありません。
-
Q.インプラントの手術は痛いですか?腫れますか?
-
A.局所麻酔をするので、手術中の痛みはありません。ただし、麻酔が切れてからは傷口の痛みが全くないわけではありません。
手術後に痛みや腫れが出る場合がありますが通常はすぐに治まります。
症状が強い場合、レーザーや高周波などで痛みを軽減したり、回復を早めたりいたします。
-
Q.治療費はどのくらいかかりますか?
-
A.インプラント治療は自費診療なので保険は適用されません。インプラントの本数や人工歯の種類、あなたのお口の状態によって異なります。 詳しくは担当医とよく相談して下さい。
-
Q.インプラント手術のために入院する必要がありますか?
-
A.インプラントを埋め込む手術は、麻酔を使いますが入院の必要はありませんし、手術当日に帰宅できます。
-
Q.以前の自分の歯と同じように噛めますか?
-
A.入れ歯が粘膜に支えられているのに対して、インプラントは顎の骨に支えられています。このために入れ歯につきもののガタつきもないので、入れ歯よりもしっかりと噛めるようになり、見た目にも美しくなります。
-
Q.糖尿病でも大丈夫ですか?
-
A.医師の指導のもとに十分コントロールされていれば大丈夫ですが、状態によってはインプラント手術ができない場合もあります。詳しい病状を先生に伝えて下さい。
-
Q.歯槽膿漏(歯周病)でも大丈夫ですか?
-
A.歯周病にかかっている方はお口の中の衛生状態の悪い場合が多く、そのままではインプラントを入れることはできません。歯周治療と正しいはみがきを身につけることで歯周病コントロールし、それからインプラントを入れます。
-
Q.インプラントの治療後は?
-
A.インプラントが長持ちするかどうかは、あなた自身が適切なインプラントのお手入れを継続するかにかかっています。インプラント周囲を清潔に保っておかないと顎の骨に炎症が起こり、骨がやせてきて、最後にはインプラントを抜かなくてはならなくなります。天然歯でもきちんとお手入れをし、正しく磨かないと歯周病により歯を失ってしまうのと同じことです。
メリット
- 固定式のため、あまり違和感がない
- 保険適応の治療もあり、その場合治療費は安価である。
- セラミックなど保険適応外の治療であれば、天然歯のようにキレイにすることが出来る。
- 治療にかかる期間が短い。
デメリット
- 両隣の歯が健康で、たとえそれが必要無い状態だとしても、ブリッジを入れる為に削らなければならない。
- ブリッジの支えとなる歯には抜けた歯の分の負担がかかるため、将来的にその歯も弱り、抜ける原因になる。
- 抜けた歯の部分の骨が痩せる場合がある。
- ブリッジと歯肉の間に食べ物のカスがたまり、不衛生になりやすい。ブリッジの部分はより丁寧に衛生管理する必要がある。
入れ歯
メリット
- 治療にかかる期間が短い
- ブリッジと同様に保険適応の治療があり、その場合費用は安価である。
- ブリッジのように、歯を大きく削る必要が無い。
デメリット
- 天然の歯に比べて、一般的に咬む力が20~30%程度に下がるといわれている。
- 部分入れ歯の場合、入れ歯を支える為に残存歯にバネを掛ける必要がある。バネをかける歯にはブリッジと同様に負担がかかる。またバネが見えると見た目があまり良くない。
- 顎の骨が経年的に少しずつ痩せていくので、それによりかたつきが出たり、食べ物が入り込みやすくなったりする。また骨が痩せることでインプラントが出来なくなる可能性もある。
- 慣れるまでしゃべりづらさや、食べづらさを感じる。口の中が狭くなったように感じる。
- 取り外し式なので、毎日洗浄剤で洗浄する必要がある。
インプラント
メリット
- ブリッジや入れ歯のように、削る必要のない歯を削ったり、支えとなる周りの歯に負担を強いることがない。結果的に自分の歯を長持ちさせる事にも繋がる。
- 自分の歯と同じような見た目と感覚が得られ、違和感なく噛むことができる。
- 他の治療法と比べて長期予後が最も優れている。(10年残存率:平均95%)
- 抜いた部位の顎の骨がやせていくのを防ぐことに繋がる。
デメリット
- 顎の骨との定着期間を含めると、治療にかかる期間が長い。
- 顎の骨の状態や全身的な疾患(コントロールされていない糖尿病など)を抱えている方、またヘビースモーカーの方などには適さない場合がある。
- 手術にともなうリスクがある。
- 保険が適用されないため、1本31万円以上と高額になる。
勝沼歯科医院のインプラント治療
治療は、日本口腔インプラント学会認定の専門医の資格を持った理事長を中心に、十分なトレーニングを積んだ歯科医師のみが行います。
勝沼歯科医院の歯科医師全員が、日本口腔インプラント学会の指定研修施設に所属しており、勉強会や学会にも積極的に参加し日々研鑽を重ねております。
また、歯科用CTを始めとする最新設備を完備し、より正確な診断・治療が行える環境が整っております。
歯を失ったとき・・・
何故その歯を失うことになったのか。そこには必ず原因があり、その理由をしっかりと考察することが重要です。
それをせずにインプラント治療を行ったとしても、インプラントがその二の舞になりかねません。
勝沼歯科医院では事前にインプラント治療を行った際のメリットはもちろん、個々の患者さんに起こり得るリスクやマイナスの点についても、包み隠さずお話させていただいております。
その結果、インプラント治療自体をやらないと選択される患者さんもいらっしゃいます。場合によってはインプラントより他の治療法の方が患者さんにとって良いと判断すれば、私たちからその提案をさせていただきます。
ご自身の身体に関わることですので、一番納得できる治療法を選択していただくことが何より大切だと考えています。
少ない本数で、大きな効果! ~インプラントオーバーデンチャー~
「全てインプラントで治療ができたら一番だけど、大掛かりな手術が必要といわれて怖い。」
「体への負担も、費用の負担もなるべく抑えて、今より快適に入れ歯を使えるようにしたい。」
インプラント治療に興味を持たれても、いざ治療法についての説明を聞いてみたら、
「そんなに手術が大変そうだなんて思わなかった。」
「治療費用が予算を大幅にオーバーしてしまった。」
などの理由から、治療を受けることを躊躇されている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に勝沼歯科医院がお勧めしているのが、インプラントオーバーデンチャーという治療法です。
この治療法は、インプラント治療と入れ歯治療のそれぞれ良いところを合わせた、いわばコンビネーション治療です。
総入れ歯や広い範囲に及ぶ入れ歯の場合、入れ歯にかかる力のそのほとんどは歯ぐきが受け、支えることになります。天然の歯が顎の骨に支えられているのに対し、入れ歯の支えは歯ぐきなわけですから、咬んだときに耐えられる力の量は、入れ歯の方が天然の歯よりも、ずっと小さくなります。それ故に、天然の歯の時と同等の食事をすることが難しくなり、食べられるものに制限が生まれます。
インプラントオーバデンチャーはインプラントを数本(1~4本程度:状態により異なります)埋入し、それを支えにする入れ歯のことを指します。
インプラントの支えを得ることで、通常の入れ歯と比較し、咬む能力や安定性が大幅に向上します。
また、全てをインプラントで治療する場合よりも、インプラントを埋入する本数が少なくて済むため、身体に対しての負担や金銭的な負担も少なく済みます。
「大掛かりな手術はしたくない」
「今より快適に入れ歯を使いたい」
「少しでも費用を抑えたい」
インプラントオーバーデンチャーは、そんな悩みを解決する一手になるかもしれません。
~滅菌システムについて~
勝沼歯科医院でのインプラント治療は、専用の治療室で行います。
そこには最善の治療を行う為の様々な設備を完備しております。
しかし本当にこだわっているのは、実は別のところに存在します。
インプラント治療がある時は、患者さんが来院される数時間前より治療室の管理と準備を始めます。また、使用する器具類はすべて滅菌・殺菌されたものを用いております。
患者さんの目には映らないところですが、そこにこだわることで初めて安心安全の治療が提供できると確信しております。
インプラントを長持ちさせるために
ここまで読んでいただいた皆さんに、インプラント治療の特徴が少しでも多く伝わっていたら幸いです。
ここまでお話させていただいたように、歯を失った場合の治療法としてインプラント治療は、他の治療法と比較して大きく優れている点が多いです。
人工物ですから虫歯にもなりません。
まさに第2の永久歯と呼ぶに値する多くのメリットを持っている治療法です。
しかし、残念ながらそれでもやはり天然の歯にはかないません。ご自身の歯に勝るものはないのです。
決してインプラントが弱いというわけではありません。
しかし、完全無敵の治療法というわけでもないのです。
ですからインプラントを長期的に良好な状態で保つためには、ほったらかしではいけません。インプラント周囲を清潔に保つために、日々のセルフケアをしっかりと行う必要があります。またインプラントのかみ合わせや周囲の状態を良好に保つためには、定期検診への受診が非常に大切になります。
実はこれ、インプラントに限らず、お口の中の健康を保つために、すべてに共通して言えることなのです。
インプラント治療により得た幸福を逃さぬよう、是非私たちにもそのサポートをさせてください。
最後に・・・
健康寿命という言葉をご存知ですか?
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されております。2000年にWHO(世界保健機構)が提唱して以来、その認知度は年々高まってきています。
この健康寿命と平均寿命とに差がある場合、それは日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。
我が国では平成22年時において、この差は男性で約9年、女性では約12年でした。今後平均寿命が延びるにつれて、さらにこの差が拡大すれば、健康上の問題だけではなく、医療費や介護費の増加にもつながると懸念されております。
皆さんもご存知の通り、我が国は世界トップの長寿国です。それに加えてこれからは、いくつになっても健康で毎日様々な人と触れ合いながら、おいしい食事を楽しめる。そんなアクティブシニアを目指しませんか?
その第一歩として、
「よく噛めて何でもおいしく食べられる」
「みんなと大口を開けて笑い合える」
というのはとても大切なことだと思います。
命の入り口である「口」。
その口を通して、皆さんのより健康で幸せな生活をサポートすることが私たちの使命だと考えております。
インプラント治療Q&A
インプラントについては、言葉は聞いたことがあっても実際にはどうなのかは気になるところですよね。不安や疑問を感じることも多いはずです。ここではそんなあなたのインプラントに対する疑問にお答えします。
-
Q.インプラント治療に年齢制限はありますか?
-
A.骨の成長がほぼ終了する最低16歳以上で、医学的・解剖学的に条件が満たされている限り、どなたでもインプラント治療を受けることができます。年齢の条件はありません。
-
Q.インプラントの手術は痛いですか?腫れますか?
-
A.局所麻酔をするので、手術中の痛みはありません。ただし、麻酔が切れてからは傷口の痛みが全くないわけではありません。
手術後に痛みや腫れが出る場合がありますが通常はすぐに治まります。
症状が強い場合、レーザーや高周波などで痛みを軽減したり、回復を早めたりいたします。
-
Q.治療費はどのくらいかかりますか?
-
A.インプラント治療は自費診療なので保険は適用されません。インプラントの本数や人工歯の種類、あなたのお口の状態によって異なります。 詳しくは担当医とよく相談して下さい。
-
Q.インプラント手術のために入院する必要がありますか?
-
A.インプラントを埋め込む手術は、麻酔を使いますが入院の必要はありませんし、手術当日に帰宅できます。
-
Q.以前の自分の歯と同じように噛めますか?
-
A.入れ歯が粘膜に支えられているのに対して、インプラントは顎の骨に支えられています。このために入れ歯につきもののガタつきもないので、入れ歯よりもしっかりと噛めるようになり、見た目にも美しくなります。
-
Q.糖尿病でも大丈夫ですか?
-
A.医師の指導のもとに十分コントロールされていれば大丈夫ですが、状態によってはインプラント手術ができない場合もあります。詳しい病状を先生に伝えて下さい。
-
Q.歯槽膿漏(歯周病)でも大丈夫ですか?
-
A.歯周病にかかっている方はお口の中の衛生状態の悪い場合が多く、そのままではインプラントを入れることはできません。歯周治療と正しいはみがきを身につけることで歯周病コントロールし、それからインプラントを入れます。
-
Q.インプラントの治療後は?
-
A.インプラントが長持ちするかどうかは、あなた自身が適切なインプラントのお手入れを継続するかにかかっています。インプラント周囲を清潔に保っておかないと顎の骨に炎症が起こり、骨がやせてきて、最後にはインプラントを抜かなくてはならなくなります。天然歯でもきちんとお手入れをし、正しく磨かないと歯周病により歯を失ってしまうのと同じことです。
メリット
- ブリッジや入れ歯のように、削る必要のない歯を削ったり、支えとなる周りの歯に負担を強いることがない。結果的に自分の歯を長持ちさせる事にも繋がる。
- 自分の歯と同じような見た目と感覚が得られ、違和感なく噛むことができる。
- 他の治療法と比べて長期予後が最も優れている。(10年残存率:平均95%)
- 抜いた部位の顎の骨がやせていくのを防ぐことに繋がる。
デメリット
- 顎の骨との定着期間を含めると、治療にかかる期間が長い。
- 顎の骨の状態や全身的な疾患(コントロールされていない糖尿病など)を抱えている方、またヘビースモーカーの方などには適さない場合がある。
- 手術にともなうリスクがある。
- 保険が適用されないため、1本31万円以上と高額になる。
-
Q.インプラント治療に年齢制限はありますか?
-
A.骨の成長がほぼ終了する最低16歳以上で、医学的・解剖学的に条件が満たされている限り、どなたでもインプラント治療を受けることができます。年齢の条件はありません。
-
Q.インプラントの手術は痛いですか?腫れますか?
-
A.局所麻酔をするので、手術中の痛みはありません。ただし、麻酔が切れてからは傷口の痛みが全くないわけではありません。
手術後に痛みや腫れが出る場合がありますが通常はすぐに治まります。
症状が強い場合、レーザーや高周波などで痛みを軽減したり、回復を早めたりいたします。 -
Q.治療費はどのくらいかかりますか?
-
A.インプラント治療は自費診療なので保険は適用されません。インプラントの本数や人工歯の種類、あなたのお口の状態によって異なります。 詳しくは担当医とよく相談して下さい。
-
Q.インプラント手術のために入院する必要がありますか?
-
A.インプラントを埋め込む手術は、麻酔を使いますが入院の必要はありませんし、手術当日に帰宅できます。
-
Q.以前の自分の歯と同じように噛めますか?
-
A.入れ歯が粘膜に支えられているのに対して、インプラントは顎の骨に支えられています。このために入れ歯につきもののガタつきもないので、入れ歯よりもしっかりと噛めるようになり、見た目にも美しくなります。
-
Q.糖尿病でも大丈夫ですか?
-
A.医師の指導のもとに十分コントロールされていれば大丈夫ですが、状態によってはインプラント手術ができない場合もあります。詳しい病状を先生に伝えて下さい。
-
Q.歯槽膿漏(歯周病)でも大丈夫ですか?
-
A.歯周病にかかっている方はお口の中の衛生状態の悪い場合が多く、そのままではインプラントを入れることはできません。歯周治療と正しいはみがきを身につけることで歯周病コントロールし、それからインプラントを入れます。
-
Q.インプラントの治療後は?
-
A.インプラントが長持ちするかどうかは、あなた自身が適切なインプラントのお手入れを継続するかにかかっています。インプラント周囲を清潔に保っておかないと顎の骨に炎症が起こり、骨がやせてきて、最後にはインプラントを抜かなくてはならなくなります。天然歯でもきちんとお手入れをし、正しく磨かないと歯周病により歯を失ってしまうのと同じことです。
勝沼歯科医院のインプラント治療
治療は、日本口腔インプラント学会認定の専門医の資格を持った理事長を中心に、十分なトレーニングを積んだ歯科医師のみが行います。
勝沼歯科医院の歯科医師全員が、日本口腔インプラント学会の指定研修施設に所属しており、勉強会や学会にも積極的に参加し日々研鑽を重ねております。
また、歯科用CTを始めとする最新設備を完備し、より正確な診断・治療が行える環境が整っております。
歯を失ったとき・・・
何故その歯を失うことになったのか。そこには必ず原因があり、その理由をしっかりと考察することが重要です。
それをせずにインプラント治療を行ったとしても、インプラントがその二の舞になりかねません。
勝沼歯科医院では事前にインプラント治療を行った際のメリットはもちろん、個々の患者さんに起こり得るリスクやマイナスの点についても、包み隠さずお話させていただいております。
その結果、インプラント治療自体をやらないと選択される患者さんもいらっしゃいます。場合によってはインプラントより他の治療法の方が患者さんにとって良いと判断すれば、私たちからその提案をさせていただきます。
ご自身の身体に関わることですので、一番納得できる治療法を選択していただくことが何より大切だと考えています。
少ない本数で、大きな効果! ~インプラントオーバーデンチャー~
「全てインプラントで治療ができたら一番だけど、大掛かりな手術が必要といわれて怖い。」
「体への負担も、費用の負担もなるべく抑えて、今より快適に入れ歯を使えるようにしたい。」
インプラント治療に興味を持たれても、いざ治療法についての説明を聞いてみたら、
「そんなに手術が大変そうだなんて思わなかった。」
「治療費用が予算を大幅にオーバーしてしまった。」
などの理由から、治療を受けることを躊躇されている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に勝沼歯科医院がお勧めしているのが、インプラントオーバーデンチャーという治療法です。
この治療法は、インプラント治療と入れ歯治療のそれぞれ良いところを合わせた、いわばコンビネーション治療です。
総入れ歯や広い範囲に及ぶ入れ歯の場合、入れ歯にかかる力のそのほとんどは歯ぐきが受け、支えることになります。天然の歯が顎の骨に支えられているのに対し、入れ歯の支えは歯ぐきなわけですから、咬んだときに耐えられる力の量は、入れ歯の方が天然の歯よりも、ずっと小さくなります。それ故に、天然の歯の時と同等の食事をすることが難しくなり、食べられるものに制限が生まれます。
インプラントオーバデンチャーはインプラントを数本(1~4本程度:状態により異なります)埋入し、それを支えにする入れ歯のことを指します。
インプラントの支えを得ることで、通常の入れ歯と比較し、咬む能力や安定性が大幅に向上します。
また、全てをインプラントで治療する場合よりも、インプラントを埋入する本数が少なくて済むため、身体に対しての負担や金銭的な負担も少なく済みます。
「大掛かりな手術はしたくない」
「今より快適に入れ歯を使いたい」
「少しでも費用を抑えたい」
インプラントオーバーデンチャーは、そんな悩みを解決する一手になるかもしれません。
~滅菌システムについて~
勝沼歯科医院でのインプラント治療は、専用の治療室で行います。
そこには最善の治療を行う為の様々な設備を完備しております。
しかし本当にこだわっているのは、実は別のところに存在します。
インプラント治療がある時は、患者さんが来院される数時間前より治療室の管理と準備を始めます。また、使用する器具類はすべて滅菌・殺菌されたものを用いております。
患者さんの目には映らないところですが、そこにこだわることで初めて安心安全の治療が提供できると確信しております。
インプラントを長持ちさせるために
ここまで読んでいただいた皆さんに、インプラント治療の特徴が少しでも多く伝わっていたら幸いです。
ここまでお話させていただいたように、歯を失った場合の治療法としてインプラント治療は、他の治療法と比較して大きく優れている点が多いです。
人工物ですから虫歯にもなりません。
まさに第2の永久歯と呼ぶに値する多くのメリットを持っている治療法です。
しかし、残念ながらそれでもやはり天然の歯にはかないません。ご自身の歯に勝るものはないのです。
決してインプラントが弱いというわけではありません。
しかし、完全無敵の治療法というわけでもないのです。
ですからインプラントを長期的に良好な状態で保つためには、ほったらかしではいけません。インプラント周囲を清潔に保つために、日々のセルフケアをしっかりと行う必要があります。またインプラントのかみ合わせや周囲の状態を良好に保つためには、定期検診への受診が非常に大切になります。
実はこれ、インプラントに限らず、お口の中の健康を保つために、すべてに共通して言えることなのです。
インプラント治療により得た幸福を逃さぬよう、是非私たちにもそのサポートをさせてください。
最後に・・・
健康寿命という言葉をご存知ですか?
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されております。2000年にWHO(世界保健機構)が提唱して以来、その認知度は年々高まってきています。
この健康寿命と平均寿命とに差がある場合、それは日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。
我が国では平成22年時において、この差は男性で約9年、女性では約12年でした。今後平均寿命が延びるにつれて、さらにこの差が拡大すれば、健康上の問題だけではなく、医療費や介護費の増加にもつながると懸念されております。
皆さんもご存知の通り、我が国は世界トップの長寿国です。それに加えてこれからは、いくつになっても健康で毎日様々な人と触れ合いながら、おいしい食事を楽しめる。そんなアクティブシニアを目指しませんか?
その第一歩として、
「よく噛めて何でもおいしく食べられる」
「みんなと大口を開けて笑い合える」
というのはとても大切なことだと思います。
命の入り口である「口」。
その口を通して、皆さんのより健康で幸せな生活をサポートすることが私たちの使命だと考えております。
インプラント治療Q&A
インプラントについては、言葉は聞いたことがあっても実際にはどうなのかは気になるところですよね。不安や疑問を感じることも多いはずです。ここではそんなあなたのインプラントに対する疑問にお答えします。