学術講演会2017 第一大臼歯を極める

みなさんこんにちは。

勝沼歯科医院の勝沼智彰です。

日中は暖かい日が続いていてとても気持ちがいいですね!

さて、先日の木曜日は名古屋の方まで勉強会に参加して参りました!

今回のテーマは「第一大臼歯」

この第一大臼歯とは永久歯で前から6番目の歯なのですが

今回の勉強会ではこの第一大臼歯一本に焦点を絞っての講演がありました

なぜ、第一大臼歯が大切なのか?

私たちは食事の際、奥歯でものを噛み砕き、噛み砕かれた食物は徐々に細かくなり、今度はすり潰す働きが必要になります。

このとき主として働いている歯が第一大臼歯なのです。

意識をせずとも毎回ほぼ同じ位置で食事を噛み砕いていると言われています。

それゆえに第一大臼歯には負荷がかかり、トラブルも起こしやすくなってきます。

つまり、歯を失う年齢が早いのもこの第一大臼歯なのです。

この第一大臼歯をいかにして守っていくか?という内容を

歯内治療(歯の根っこの治療)の専門医

歯周治療(歯周病の治療)の専門医

補綴治療(歯の被せ物の治療)の専門医

の先生方から講義していただきました。

日頃の診療でも、1本の歯を守り更には快適に食事ができるよう機能を回復させるためには様々な分野の知識が必要になります。

今回はそれぞれの分野のスペシャリスト達から第一大臼歯という視点で知識を深めることができました。

今回学んだことを今後の治療に生かしていければと思います!