みなさんこんにちは。
勝沼歯科医院の正能です。
1月15日に大坂さんと一緒に歯周病治療のセミナーに参加させていただきました。
講師は鈴木恵先生です。
臨床はもちろん、歯科衛生士の専門学校でも勤務されている先生だったので、説明がすごくわかりやすく、簡単な実技も交えて楽しく学ぶことができました。
歯周病治療を進めるにあたって、大切なことは今の状態を把握することです。
それにはレントゲン写真を撮り、骨の位置や歯石がどこについているかを見たり、歯周基本検査といってプローブ(ものさしのような目盛りのついた器具)を使って歯周ポケットが何mmあるか調べます。
数値によって歯周病がどのくらい進行しているか、また出血があるかどうか、歯肉の引き締まりはあるかなど、この検査一つでも色々な情報がわかります。
ただ単に出血といっても、鮮血なのか、ドロっとしたものなのかでも炎症の程度がかわってきます。
検査を正確に行なうために、プローブの入れ方や動かし方を模型を使い教えていただきました。
そして検査が終わったら今度は歯石の除去に入っていきます。
歯石をとる方法も超音波を用いて行なう方法と、手用でカリカリとる方法とがあります。
当医院ではメインテナンスの方は超音波でやることがほとんどですが、今回は手用スケーラーについてお話がありました。
明日から実践できる内容が多く、改めて再度復習することもできました。
学んだことを生かして、診療に臨んでいきたいです。