みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
つい先日の月曜日、私は東京で開催されたセミナーに参加してきました。
今回は”Bio Emulation”セミナーでした。
Bio emulation って何ぞや?と思われますよね。
実は私自身も良く分からずに今回のセミナーは申し込みました。
聴き慣れない名前で、勉強したことがなかった分野だったからこそ、参加を決意したといっても過言ではありません。
「Bio-Emulationの語源は、ギリシャ語の「BIOS」(生命)とラテン語の「aemulus」(ライバル)から構成され、歯牙への良好
な”Restorative Intervention” と”Adhesive Reconstruction”における現代歯科哲学をあらわす新たな複合語」
とのことですが、さらに要約すると「生体を模倣した修復治療法」というところでしょうか。
具体的には、むし歯や外傷等により失われた歯の一部分を、最小限の侵襲で最大限の機能と審美性の回復を目指す治療です。今回は主にダイレクトボンディング(直接口の中で修復用の樹脂を歯に接着させて行う治療法)についての講義とライブデモがありました。
Bio emulation のコンセプト自体が生まれてからまだ5年程度でありますが、いま世界でも注目を集めており沢山のドクターがこの勉強会に参加されているようです。今回が日本での初のセミナーでしたが、この機会に様々な学びを得ることが出来ました。
セミナー会場では大学時代の後輩にも偶然会いましたが、彼もとても頑張っているようで私自身大きな刺激を受けることが出来ました!元気そうで良かった!
今回学んだことを今後の診療にも役立てていきます。