みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
秋深まり、冬の気配を感じる今日この頃です。
これまで歯科の歴史の中で、様々な治療法が生まれてきました。
虫歯治療や歯周病治療、それにかみ合わせの治療等々。それぞれの分野に様々な治療法があります。
そして、当然どの治療法が一番優れているのかという議論になります。
○○法を勉強した先生は「○○法こそ一番!」
☆☆法を勉強した先生は「いやいや☆☆法こそ一番だ!」
そんな議論を学会や勉強会でも耳にします。
では、そもそも治療のゴールってなんでしょうか?
○○法で治すことでしょうか?それとも☆☆法で治すことでしょうか?
それは、患者さんの病気を治す手助けをし、悩みから解放させ、より快適な生活を送るれるようにすることだと考えています。
先日参加した勉強会でこんな話がありました。
病気を治すという目標があったなら、その目標を達成するために、○○法が適していることもあれば、☆☆法が適していることもあります。
そうです。治療法はあくまで目標を達するための手段でしかありません。
しかし、一つの方法に拘ると世界を狭くし、そのゴールさえ見失ってしまうこともある。
そんなお話でした。
本当にその通りだと思います。
何のために学んでいるのか。改めてその本質に目を向けることが出来ました。
ということで・・・
今日は東京で開催された勉強会に参加してきました。今日は咬合器に関する勉強をしてきました。
咬合器…
聞き慣れない言葉ですが、かみ合わせの状態を診査したり、補綴物(型をとって作る詰め物や被せ物、それに入れ歯などのことを補綴物とよびます)を作る際に使用するとても重要な器械です。
智彰先生も以前参加しているセミナーですが、治療で用いる器具機材に薬等々… 患者さんに用いるからには、それらについての理解を深めることが大切なのはいうまでもありません。
今回も様々な学びがありました。
得た知識は消化し血肉とし、それを患者さんに還元していけるよう、今後とも精進してまいります。
よろしくお願いいたします。