みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
今日は気温が下がり、一段と寒い一日でしたね。
みなさん、体調を崩されていませんか?
本日私は講演会に参加するため、大阪に行っていました。
今回は歯周形成外科についての講演会に参加してきました。
歯周病の治療のため、病気を治すための手術がある一方、歯と歯ぐきの調和をとるためや、病気を予防するために行われる手術を歯周形成外科と呼んでいます。
具体的には、前歯の歯ぐきの位置が左右で違っている場合や、歯ぐきがやせたことにより歯根が露出し、歯が長くなってしまっているところ等に対してこの歯周形成外科を用いた治療を行います。
前歯の歯ぐきのラインがずれていて、気になって口を開けて笑えない。
歯根が露出して見た目も気になるし、冷たいものでもしみる。
そんな問題を解決するために、歯周形成外科はとても有効な治療法です。
歯周形成外科に関しましては、おそらくそれらの問題で悩んでいる患者さんは多く、また治療の有効性も高いと考えていますが、その一方で病気の予防や元ある組織を極力手を加えないという私の想いとは、少しずれた治療法だと感じておりました。
今日の話を聞いても、病気を治す、病気を予防する、という概念や意識が少し乏しく感じましたし、見た目(審美性)の維持と歯周病の予防は極端に言ってしまえば真逆の性質を持ち合わせているとも感じました。
病気を治したり、予防していくための考えと、見た目を改善させることで患者さんの生活を明るく質を高めるための考えと、その両方のバランスを考えながら患者さんと向かい合ってい行こうと強く感じました。
学びになったことも多くあり、それをやることが患者さんの利益につながるようであれば、今後は積極的にこれらの治療を行っていきたいと思います。
というわけで、
歯ぐきの見た目で悩んでいる。
歯ぐきが下がって、冷たいものがしみてしまう。
それらの悩みを持っている方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
お力になれればと願っております。
よろしくお願いいたします☆