みなさんこんにちは^^
勝沼歯科医院の堂前です
今日は生憎の雨ですが、最近はだんだんとあたたかくなり春の日差しが心地よい毎日ですね。
みなさまいかがお過ごしですか
今年は例年より桜の開花も早いようであちらこちらに春の訪れを感じられますね。
来週あたりには見ごろを迎えそうです。
春になるとぽかぽか陽気で気分も高まりますよね♪
さて今週木曜日に長野から福井先生にお越しいただき医院での勉強会がありました。
午前中は主に歯科衛生士飯田さんから症例の発表がありました。
普段の患者さんへの取り組み方や歯周病治療について助言をもらいたくさんの学びがありました。
午後は福井先生からインプラント周囲炎についての講義がありました。
ご自身の歯のように噛めて、ほかの歯に悪影響もない丈夫なインプラントですが実は入れてからの管理が非常に重要となります。
本来歯という物は歯根膜という歯の根から血液の供給があり栄養をもらっていますが、
インプラントの歯の根はチタンという金属が代わりとなっているのでそこからの栄養をもらうことが出来ません。
すると本来の歯より免疫がうまく機能せず、細菌に対する抵抗力は弱くなってしまいます。
そんなインプラントが細菌の感染を起こし、インプラント周囲炎になってしまうと本来の歯よりも進行がはやく、骨の吸収も急速に起こります。
しかしインプラント周囲炎の原因も歯周病と同じくプラークなので、適切に管理することにより予防することが出来ます。
まずは毎日のセルフケアを入念に行い、常に口の中を清潔な状態に保つことが重要です。
ブラッシングはもちろんですが、フロスや歯間ブラシなどの補助用具も併用してしっかりとプラークを落とすことが大切です。
またあわせて定期的な歯科医院でのメインテナンスも欠かさずに行なう必要があります。
歯科医院で受けるメンテナンスでは、異常がないかどうかを検査し、確認したうえで、セルフケアでは落としきれないプラークや歯石を除去します。
インプラントを安全に使うためにも、3~4か月に1回は、歯科医院でメンテナンスを受けることをおすすめします。
また患者様それぞれのインプラント管理につきましては詳しくご案内させていただきますので、お悩みの方はいつでもご相談ください。
ではまだまだ寒さが残っておりますので、くれぐれも体調の変化に気をつけて風邪など引かないように過ごしてください。