みなさん、こんにちは!
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
日が長くなりましたね~!
診療が終わって外を見ると、まだ明るい! ってなんかいいですよね。
気温も上がり、暖かくなってきました。
そして!今日はむし歯予防週間真っ只中です!
さて、先日の木曜日は休診日を利用して、院内勉強会を開催いたしました。
内容はむし歯 ではなく歯周病治療についてです。
講師にはヨーロッパ歯周病学会専門医の福井秀和先生をお招きしました。
まずは、歯科衛生士の山口さんによる症例発表から。
かなり歯周病が進んできている患者さんについて発表をしていただきました。
治療をする上で必要な検査データを提示してもらいながら、どのような治療計画を立て、どんな風に患者さんとコミュニケーションを取りながら治療をしたか。
来院ごとの経緯ついても交えながらのとても丁寧な発表でした。
日々の診療の中で、よ~く患者さんのことを考えて、患者さんの立場になって診療しているのだという想いが伝わってきて、私もとても嬉しくなりました。
続いて、福井先生のご講演。
今年度より新卒歯科衛生士の三浦さんがメンバーに加わりましたので、今回は歯周病のメカニズムについてお話していただきました。
歯周病という病気は何が原因で起こるのか?
歯周病になると
なぜ歯ぐきが赤くなるの?
なぜ歯磨きで血が出るようになるの?
どうして腫れるの?
なぜ骨が溶けてしまうの?
風邪を引いた時のように、体の免疫は働かないの?
そもそも免疫って何なの?
ということについて、学びました。
さらに、
誰でも同じように歯周病は進むの?
どの歯も同じように歯周病になるの?
などについても、お話ししていただきました。
歯周病が、いったいどんな病気で、その時身体でどんなことが起こっているか。
みなさんも興味ありませんか?
もし興味を持たれた方は、是非担当の歯科衛生士に聞いてみてくださいね!笑
病気のことを知ると、
闇雲に怖がることもなくなりますし
どうすれば予防できるかが明確になります。
そして、最後は模型を使ったトレーニングを行いました。
歯周病の治療で最も大事なのは、患者さん自身による毎日のケアです。
歯医者頼り 衛生士頼り では健康を維持できません。
その一方で、プロにしか治療が出来ない領域もあります。
これらの治療に関しては、正しい手技を学んだ上での地道なトレーニングの積み重ねが必要です。
この勉強会はかれこれ6,7年続けさせていただいておりますが、最後のパートは毎回実技トレーニングを行っております。
ということで、今回も一日とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
福井先生、いつも本当にありがとうございます!
そして、休日にも関わらず熱心に学んでくれるスタッフ達にも頭が下がります。
いつもありがとう!
学んだことを消化して、一人一人が日々の診療へ活かしていってもらえたら、とても嬉しいです☆