みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
寒くなってきましたね~! ここ数日で急に寒くなった気がします。
11月も末。今年もいよいよ残り一ヶ月ですね!
さて、先日オンラインセミナーを受講しました。
内容は“カリオロジー”。う蝕学についてです。
う蝕=むし歯 のことですが、
私が学生の頃は、どちらかといえば
“どのように治療するか?” に重きを置いた授業が多かった気がします。
むし歯になったら
むし歯を発見したら
こういう風に削って
こういう風に詰めましょう
というような。
歯科医師の私ですら、そんな感覚を持っていたわけですから
多くの方が “むし歯になったら削って詰める” というイメージを持たれているのではないでしょうか?
でも、時代は動いています。
むし歯に対しての考えや治療法は大きく変わりました。
むし歯になったら削ってとりましょう。
そして、綺麗に詰めましょう。
はもう古い!!
なぜならば、この時点ですでにむし歯になってしまっているからです。
これはむし歯になったことが前提の話です。
言い方を変えれば、
むし歯になるのは防げませんでした。
むし歯は予防できませんでした。
ということです。
むし歯は防ぎようのない病気ではありません。
どんな要素がむし歯発症に関連しているのか。それも分かっています。
昨日までなかったのに、今日突然むし歯で穴が開く ということもなく、段階を追って進んでいくものです。
でも予防することは決して簡単なことではない・・・
だから、むし歯になった後の治療に焦点が当てられがちです。
だから、早期発見 早期治療 が重要視されてきました。
でも私たちは、むし歯や歯周病に関しては、さらに一段階上の予防を実践していけたらと考えています。
むし歯になる前に防ぐ。
完全に防げなくとも、進行を可能な限り遅らせる。
そこに全力を尽くしていくことが、私たちの使命です。
そう改めて感じられるセミナーでした。
詳しい内容につきましては、今後豆知識ブログで書いていけたらと考えています☆
当院の患者さんにはいつもお伝えしておりますが、
もったいぶってすみません!
それでは、今年も残り一ヶ月、何よりもご自身の身体を大切に。
良い日々を送りましょう☆
宜しくお願いいたします!