喫煙

みなさん、こんにちは。勝沼歯科医院の渡辺です。

5月になりました。GWが始まりますね。旅行など遠出したいところですが、今年は大人しく自粛します^_^!!

今日は喫煙と歯周病の関連について少しお話したいと思います。

たばこの全身への害はよく知られていますが、お口への害はあまり知られていません。喫煙すると、歯の表面にヤニがつくだけでなく、口腔・咽頭癌の発生率が増加するなど悪い影響がたくさんあります。

喫煙は歯周病の大きなリスク要因のひとつです。非喫煙者と比較すると喫煙者の歯周病の罹患リスクは2.7倍にもなり、歯の喪失は10年早まるといわれています。

喫煙の影響として①かかりやすい②気がつきにくい③治りにくいがあります。

体の免疫機能が喫煙により妨げられるため病気にかかりやすくなります。

また、ニコチンの血管収縮作用により炎症症状が隠され、歯周病が進行していても出血などの自覚症状が出にくくなります。

歯周病治療には、ハミガキと同じで禁煙がとても効果的です。依存には身体的依存と心理的依存のふたつがあり、禁煙達成のためにはこれらを乗り越える必要があります。

禁煙するきっかけは人それぞれですが、禁煙することでお口の中の変化は目で見てわかるようになります。一度禁煙に失敗してしまっても、何度もチャレンジしていきましょう。

禁煙達成を目指して、禁煙支援していきます✨