みなさんこんにちは、勝沼歯科医院の堂前です。
さくらの開花時期もあっという間にすぎてしまい気づけばもうGWにむかっていますね^^
五月になると今度はハナミズキがキレイに咲く時期です。こうして季節ごとの花を楽しめるのも日本のいいところですよね。
さて、タイトルにある通り4月15日木曜日は休診日でしたが、院内で勉強会をおこなっていました。
午前午後にわけて講義と実技を行い盛りだくさんの内容でしたが、今回はそのなかから唾液とむし歯の関係について少しお話をしたいとおもいます。
まずはじめにむし歯のリスクは唾液の流れに多く左右されることです。
たとえば唾液のでてくるおもな場所として大きく三つの腺に分けられますが、
顎下腺、舌下腺は下の歯の内側に多く唾液を分泌します。
耳下腺は上の歯の奥から二番目から前に向かって唾液を分泌します。
となると唾液の影響を受けにくい上の歯の一番奥歯が一番むし歯のリスクが高いといえます。
普段歯ブラシをしていても一番奥の歯は磨きにくく、汚れも残りやすい場所です。
それに加えて唾液による自浄作用が働かないともなると、余計に特別にケアをしてあげなくてはなりません。
ハブラシの届きにくい場所には補助的清掃用具として、先端が一束になっているタフトブラシがかなりおすすめです。
お口の中の構造上頑張りにかかわらず毛が届きにくいところ、患者さんによってはまったくハブラシだと毛があたらないかたもいらっしゃいますので、
そのままにしてむし歯になる前に一番奥の磨き方をあらためて見直してみてください^^
検診にお越しの際にはお口全体の健康状態の確認だけでなく、日頃から患者さんご自身でみがけるように、
はみがき指導も行なっています。
もちろん当院でもタフトブラシを販売していますので気になった方は、お声かけください^^
ではひきつづき体調にきをつけてお過ごしください。