みなさんこんにちは。
勝沼歯科医院の高瀬です。
すっかり秋も深まりました。
ここのところ、お天気の不安定な日もありましたが、晴れた日にはお散歩などにも良い時期になりましたね。
朝晩の寒暖差には体調には気を付けて下さい。
さて、今回はデンタルフロスについてお話したいと思います。
歯ブラシだけでは落としきれない歯と歯の間の汚れが残ってしまうと、虫歯や歯周病両方に影響を与えます。歯と歯の間が狭く、歯間ブラシが入らないときはデンタルフロスという糸状の清掃補助器具が効果的です。1日1回の使用をおすすめします。
〔形状〕
1.ホルダータイプ
ホルダーにフロス(糸)が取り付けてあり、手間がかからず使えるので初めての方にもおすすめです。
前歯に使いやすい「F字型」と挿入しにくい奥歯や前歯にも使いやすい「Y字型」があります。
2.ロールタイプ
必要な長さのデンタルフロスを切り取り指に巻き付けて使用します。初めは少し扱い難いですが、慣れてしまえば簡単でしかも経済的です。
ロールタイプにはワックスでコーティングされ、歯と歯の間に入りやすいワックスタイプと、ワックスがついていない分繊維が広がって汚れを落とすのに効率の良いノンワックスタイプがあります。ノンワックスタイプは引っ掛かると切れたり、ばらけたりするので歯の側面まで被さっている大きな詰め物が無い方におすすめです。
〔おすすめする理由〕
1.歯と歯の間の歯垢除去率が1.5倍になる。
2.虫歯や歯周病の予防になる。
3.口臭予防や改善につながる。
4.虫歯や歯周病詰め物の不具合を早期発見できる。デンタルフロスを使っていて「いつも同じ場所で引っ掛かる」「デンタルがばらけてしまう又は切れてしまう 」など気にるときは、虫歯が出来ていたり詰め物や被せに不具合がある可能性があります。フロスを使い、「歯肉からの出血」があれば、歯周病の疑いもあります。
使い方などご不明な点はご相談ください。