みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の高瀬です。
9月に入り夜は少し涼しくなり、秋の気配を感じられるようになりました。しかし、日中はまだまだ暑さが残りますね。引き続き、熱中症には注意していきましょう!!
今回は歯ブラシの選び方についてお話したいと思います。
むし歯や歯周病の予防するためには正しい磨き方を継続行うことが重要になります。そのために使いやすく、汚れ(プラーク)の除去しやすい歯ブラシをお選び頂くために、次の4つのポイントを参考にしてく下さい。
1.ヘッドの大きさ:小さめのもの
汚れ(プラーク)を効率良く落とすには歯に対ししっかり毛先が当たること。小さいヘッドのものでしたら奥歯の隅々や細かいところも丁寧に磨くことができます。歯ブラシ選びの中で最も重要なポイントです。
2.毛のかたさ:「ふつう」又は「やわらかめ」
毛の固さは一般的に「かため」「ふつう」「やわらかめ」とありますが、おすすめは「ふつう」もしくは「やわらかめ」です。「かため」は頑固についている汚れ(プラーク)を除去するには良いですが歯や歯肉を傷つける恐れがあります。特に歯に傷がついたら戻らないのでおすすめしません。
3.毛先のタイプ:平らか細いもの
平らなものは均等に歯ブラシが歯に当たるのでバランス良く汚れ(プラーク)を除去できます。細いものは歯と歯肉の境目の溝が磨きやすいです。
※但し、知覚過敏の方は細い毛先のものはしみてしまうこともあるので、避けたほうが良いかもしれません。
4.柄の形状:基本的にお好みで
但し、力の入りやすい方は細い柄のもので鉛筆持ちがしやすくなるため圧力をおさえられます。また、奥歯が磨きつらい方は、ヘッド(植毛部)から柄の間が長いほうが奥歯まで届きやすくなります。
今お使いの歯ブラシがご自身に合っているか、気になる方はお声を掛けて下さいね。