みなさん、こんにちは。勝沼歯科医院の堂前です。
なかなか梅雨もあけずジメジメとした時期が続いていますね、、
でも私は梅雨の時期の紫陽花がとても綺麗で好きなので毎年少し楽しみでもあります!
特に今はマスクもして少し息苦しさもありますが、熱中症対策をして特に水分はこまめにとるように気をつけましょうね^_^
さて、今日は歯石について少しお話ししたいとおもいます。検診にきているのにどうして歯石がつくの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
そもそも歯石とは一言で言えば歯垢が硬くなったもののことで、歯みがきでみがき残した歯垢はおよそ2日ほどで歯石へと変わってしまうと言われています。
そのため歯みがきがしにくい場所、特に歯と歯ぐきの境目や、歯と歯の間にできやすく、歯石は名前の通り石のように硬いため、一旦歯に付いてしまうと歯ブラシでは取ることができません。
歯石を発生させないためにはいかに歯垢の状態で歯ブラシで落とすかということが大事になってきます。
歯垢を除去するには歯垢の吸着を除去すること、ミクロの傷を埋めてなめらかにすること、ミネラルを補給し初期むし歯を再石灰化する3つの作用でむし歯を予防する薬用ハイドロキシアパタイト
が含まれたものがおすすめです!
もし歯石がついてしまった場合は、もちろんすぐに除去した方が良いです。歯石は少しずつついてきますが、放置すると歯石はどんどん硬く、そして増えていきます。
歯石の表面はデコボコしているため、そこに細菌の塊がつきやすく歯茎を刺激してしまい、歯周病を悪化させる原因になります。
なので定期的な検診にお越しいただくことはとても重要です。定期検診の時にお水と超音波の振動で取り除くので、患者さんによってはしみたり、痛みが出たりすることもありますので、その際は教えてくださいね(^^)