みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の高瀬です。
3月末に入社し、初めてのブログ投稿ですが、宜しくお願い致します。
入社して3ヶ月が過ぎますが、みなさんに支えられ、日々沢山の勉強をさせて頂き、とても感謝しています。
まだまだ、ご迷惑をお掛けすることもあると思いますが、お役に立てるよう頑張ります!!
さて、今年は長い梅雨とコロナ感染予防から、お家時間を過ごされている方も多いと思います。そのなかでの楽しみと言えば、やはり「食べること」!!
と、言うことで今回はそれにちなんで「噛むこと」についてお話したいと思います。
「噛むこと」の効用として以下のようなものがあります。ひとくち30回くらいを意識しましょう。
1.消化を助ける
食べ物を歯で噛み砕くと、唾液と混ざって飲み込みやすくなります。さらに唾液に含まれる酵素によって消化や吸収を促進します。噛めば噛むほど唾液の量は増えます。
2.強い顎を作る
噛むという動作により、上下の顎の骨や顔の筋肉の発達を促進し強い顎を作ります。
3.口内浄化作用でむし歯や歯周病を予防
沢山の噛むほど唾液は多く分泌され、唾液には浄化作用と口中を中性に保とうとする作用があるため糖質で分解され出てきたむし歯や歯周病の原因の酸が薄められるため、むし歯や歯周病の予防につながります。唾液に含まれるホルモンがカルシウムと結合して歯の表面に浸透し強い歯を作る役目を果たします。
4.ストレス解消
ゆっくりと時間をかけて食事を楽しめば、それだけで精神が安定し、ストレス解消になります。
5.脳に刺激を与える
頭部の骨や筋肉が動いて血流を良くなり脳神経が刺激され記憶力や集中力が高まるだけでなく、運動能力や体の様々な機能の発達にも影響をします。大人にとっては脳の老化予防にもつながります。
毎日何気なくしている「噛むこと」。歯のためにも体のためにも、ちょっと意識してみるのも良いかもしれませんね。