みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の山崎です。
最近は暑い日が続き、半袖を着る機会が増えだんだん夏が近づいてきていると思っていましたが、ここ数日雨で急に寒さが戻ってきましたね。
みなさん、体調はいかがですか?
温度差があり、体調を崩しやすくします。このような時期ですので、風邪には気をつけてくださいね☆
さて、今回はむし歯についてお話したいと思います。
まず、むし歯の原因には細菌(ミュータンス菌)、糖質、歯の質の3つの要素があります。
この3つの要素が重なった時、時間の経過とともにむし歯が発生します。
むし歯にはCO〜C4までのステージがあります。
・初期むし歯(CO)
まだ歯に穴はあいていませんが、表面が溶かされて白く濁って見えたり、薄い茶色になっています。
痛みなどの自覚症状はなく、初期むし歯の状態であれば「再石灰化」によって健康な歯に戻すことができます。再石灰化を促進するフッ素配合の歯磨き粉で健康な歯を保ちましょう。
・C1
歯の表面(エナメル質)の限られた狭い範囲に穴ができている状態をC1と言います。
痛みやしみる症状はありません。
・C2
むし歯が歯の内部まで広がり、象牙質まで進んだ状態を言います。
C2までいくと冷たいものがしみたり症状が出てきます。
・C3
むし歯が歯髄(神経)まで進んでしまい表面の穴は必ずしも大きくなく、内部まで広がっていることがあり、激しい痛みが出ます。
・C4
歯の頭の部分がほとんど崩壊して根っこだけが残った状態です。
神経が死んで痛みを感じなくなります。
神経が露出し、細菌に感染すると根の先に膿みが溜まったり痛みが起こったりすることがあり、場合によっては歯を抜くことになります。
痛みがなくてもむし歯になっていることがあります。むし歯を早く見つけるには、定期検診が大事です。3ヶ月に1回くらいのペースで受診がおすすめです!
お待ちしております(^_^)