みなさんこんにちは!勝沼歯科医院の大澤です。
朝晩の冷え込みが厳しくなっていますね。体調管理には気をつけましょう(^_^)!
さて、みなさんは冷たい食べ物や飲み物を口に含んだ時や歯ブラシが当たった時に「しみる」というような症状を感じた事はありますか?なにか問題があるのでは?と心配になった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は歯がしみるように感じる原因についてお話したいと思います。
①虫歯によるもの
虫歯とは、お口のなかにいる虫歯菌の増殖によって歯のエナメル質が破壊される病気です。進行すると強い痛みを生じることが特徴です。エナメル質が徐々に破壊されることで、内部にある歯の神経にダメージが加わりやすくなり、咀嚼などの刺激や温度変化の大きな飲食物などに過敏に反応してしみてしまうことがあります。初期症状として冷たいものがしみやすく感じることがあります。
虫歯が進行して歯髄まで炎症が広がると何もしなくてもズキズキと強い痛みを生じる場合があります。
虫歯の見た目の特徴としては歯が黒く見えたりすることが多いです。
一方で黒っぽくなってる様子もないのに、しみるように感じる場合は知覚過敏症になっているかもしれません。
②象牙質知覚過敏症
知覚過敏症状とは、歯の内側にあるやわらかい「象牙質」が露出してしまうことで発生します。象牙質は歯のエナメル質の内側にある組織です。歯と歯茎の境目のあたりから症状がでることが多いです。
象牙質が露出してしまう原因も様々あるので紹介いたします。
・強すぎる歯ブラシの圧によるもの
・強すぎるかみ合わせのストレスによるもの
・歯茎の病気によるもの
・加齢変化によるもの
これらが知覚過敏症を引き起こすものの原因としてあげられるものです。
口の中は暗く、狭く、見えにくいため、ご自身ではわかりにくいことも多いと思います。少しでも「おかしいな」と思った際は、歯科医院の受診をオススメいたします!