みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の山崎です。
2020年が始まり、3週目に入ります。
最近、月日の流れが早く感じます!
院内新聞や待合室に掲載されている2020年の決意を二字熟語で表すものを私は「挑戦」という二字を選びました。
今年はやったことのない事や食べず嫌いなものを食べたり、仕事でも迷わず自ら行動して挑戦しようと思います!
さて、今回は8020運動についてお話したいと思います。
まず8020運動とは「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
そのため生涯、自分歯で食べる楽しみを味わえるようにと願いを込めてこの運動が始まりました。
楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。
8020達成率は、運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4〜5本)でしたが、平成17年では80歳〜84歳の8020達成率は21.1%でした。
85歳以上だと8.3%にまで伸びました。
また、厚生労働省の「健康日本21」では中間目標として8020達成率20%を掲げましたが、平成19年に出された中間報告では、それを上回る25%を達成しました。
2016年では51.2%でした。
40歳〜50歳代以降から急激に残存歯数が減少していて、40歳以降に歯を抜く原因のほとんどが歯周病によるものであることが分かっています。
成人の歯周病の大半は、30歳くらいから自覚症状もなく発症し、年齢とともにゆっくり進行していきます。
むし歯のような明確な症状が現れにくく、深く静かに進行します。
8020運動を達成するためには、むし歯や歯周病を予防していくことが大切です。
歯磨きなど毎日の手入れと併せて、口腔内の指導などを歯科医院で定期的に受けて予防に繋げましょう☆