虫歯とおやつ

みなさん、こんにちは。勝沼歯科医院の堂前です。

今日は先週に行われた勉強会の中で虫歯とおやつの関わりについてのお話がありましたので、その中から抜粋してみなさまにもお話したいと思います。

お子様が大好きなお菓子ですが、特に子供の口の中は、虫歯になる条件がそろっています。 子供の歯大人の歯と比較すると、表面のエナメル質薄く、象牙質もまだ弱いです。 甘いものを口にする機会が多い事からもこどものお口の中は、虫歯になる条件がそろっていると言えるのです。

こどもの好むおやつの中には虫歯になりやすいもがいくつかあります。 スナック系のお菓子は口の中で粘土状態となり、歯のくぼみや隙間に粘着して虫歯の原因となります。

せんべいやあられ等も同じように歯に粘着します。ガムや飴などの糖分の多いものも虫歯の原因になります。

虫歯になりにくいおやつを例にとると、グミキャンディーやスルメなどの、粘着しにくいものということになります。 これらはその性質上たくさん噛まなくてはなりません。

たくさん噛むことにより、唾液の分泌を促進します。 唾液は虫歯の予防にもなりますので虫歯になりにくい食材と言えます。

その他には食物繊維の多いものも良いようです。多く噛まなくてはならないのと、食物繊維がブラシのような役割を果たし、歯の表面を磨く効果も期待できるからです。

しかし、どんな食材も歯の生え方や形状により詰まる恐れがあり、詰まると虫歯の元となるので注意が必要です。

 

虫歯をつくりにくい食べ方としては、まず食べる時間を決めること。

さらにお菓子と一緒に飲物(牛乳や、お茶が望ましい)をとること。砂糖量の少ないものを選択すること。

口の中に長く滞在しないものを選択すること。

例えば虫歯の危険度としてはガム、キャラメル、チョコレート、カステラ、クッキーなどが高く、ピーナッツ、甘栗、アイスクリームなどお口の中をスッと通るものの方が低いです。

 

1番虫歯の対策としては間食のあとにもしっかりと歯磨きをすることです!もしできない場合はうがいでも良いのでお口の中の環境を変えてあげるようにしましょう!

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