みなさんこんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼智彰です。
ここ最近急に寒くなってきましたね!
風邪対策をしていかなければならない季節が近づいてきています。
さて、タイトルにあるように11月も勉強漬けです!
休みがほぼありませんがこのまま年末まで突っ走って行きたいと思います。
実は今も明日の勉強会のために名古屋へ向かう新幹線の中でこのブログを書いております…笑
テーマは「診断学」についてです。
日頃から歯科医院には歯の痛みや違和感、物が噛み辛い、口が開かない、顎が痛い、顎が疲れる…などなど様々な症状を訴えられる方々が来院されます。
そしてその原因は多岐にわたります。
目に見えて大きな穴が空いていれば誰が見ても虫歯と分かりますが、見た目だけでは診断が出来ない原因が隠れている事も多々あります。
当然の事ですが、診断が正しくなければ、どんなに優れた治療技術があったとしてもその病気は治りません。
高性能な車と腕の良いドライバーがいたとしても、目的地までの経路を知らなければ目的地にはたどり着けない、偶然たどり着けたとしても時間が掛かってしまうのと同じです。
正しい診断をするためには、知識や経験も勿論大切ですが、臨床推論と呼ばれる診断のテクニックを身につける事で診断の正確性とスピードを向上させる事が出来ます。
去年も受講しているのですが毎回学ぶことが多く、原因不明とされがちな症状に対してもある程度の予想が付くようになってきました。
診断の重要性と難しさを学ぶと同時に、来院された患者さんには強い痛みや腫れたなどの緊急性のある場合を除いて、説明の時間をとらせて頂くことが多くなりました。
まずはその病気になった原因を突き止める事が、病気を治す上でも、そして再発の予防のためにも非常に重要なのです。
原因の分からない症状に悩まされている方、治療してもあちこち悪くなってしまう方の力になれるよう、これからも精進して参ります。
どうぞよろしくお願い致します!