歯垢染色液

みなさん、こんにちは。

勝沼歯科医院の小島です。

ここ数日は湿度が低く、カラッとしていて秋の気配を感じるようになりましたね。

この気候が長く続けばいいのになぁといつも思います。

さて、今日は学校の授業や歯医者さんでよく使われる染め出し剤についてお話します。

「最近歯磨きはどうですか?しっかり磨けていますか?」

と、私はよく質問するのですが、

「しっかり磨いているつもりだけど、自信はない」

と、答える方が大半を占めています。

それもそのはず、歯垢は歯と似たような色をしているため、パッと見ただけでは見分けがつかず、磨けているかの判断が難しいのです。

そこで見分けがつくように染め出し剤を使うことでしっかりと歯垢を落とせるようになります。

染め出し剤というと、学校や歯医者で子供に使われるイメージをもたれる方も多いと思いますが、大人も歯磨きの確認をするためによく使用します。

染め出し剤は主に赤色の液体で、歯の表面についた歯垢を染めるものです。磨き残しを見える状態にすることで”どう磨いたら効率良く歯垢を除去できるのか”を知ることが出来ます。

磨く前というよりも、磨いた後に染め出しをすることで自分の歯磨きの癖が分かります。磨いたつもりになっている箇所がどれくらいあるのかを知ることで、どこを意識して磨けばよいのか、歯ブラシをどの角度で当てれば歯垢が落ちるのかがよく分かります。

歯医者でクリーニングをする時だけでなく、ご自宅でも定期的に染め出し剤を使っていただくことをおすすめします。

薬局で販売していますし、当院でも染め出し剤を購入することができますので、是非使ってみてください。

わからない事があればお気軽にスタッフまでご相談ください。

一緒に歯磨きの質を高めていきましょう!