みなさんこんにちは。
勝沼歯科医院の山崎です。
2019年が始まってもう半分が過ぎ、令和になって1ヶ月が経ちました!
だんだん日がのびてきてどの時間帯でも半袖がちょうど良い季節になってきましたね。
勝沼歯科医院の待合室にはウォーターサーバーを設置していますので、こまめに水分補給をしてください★
みなさん、熱中症には気をつけてください!
さて、今回は唾液についてお話したいと思います。
唾液は一般の成人で1000ml〜1500mlほど分泌されています。
唾液腺には耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つの大唾液腺と多数に存在する小唾液腺があり、唾液はさまざまな作用があります。
・歯の表面についている汚れを落としてくれる自浄作用
・口腔内の細菌の繁殖を抑える抗菌作用
・飲食したことで酸性に傾いた口腔内のPHを中和させる緩衝作用
・飲食により、溶けかかった歯の表面を修復してくれる再石灰化作用
・酵素アミラーゼがデンプンを分解し、消化しやすくする消化作用
・粘性のあるムチンが粘膜を保護して発声をスムーズにする粘膜保護・潤滑作用などがあります。
唾液は加齢、薬の副作用、口呼吸、喫煙などによって分泌が減り、誰しもが夜寝ている時は唾液の分泌が減っていきます。
唾液の分泌が減って抗菌作用が働かなくなり、歯磨きをしないで細菌が口腔内にたくさん残っていると、むし歯や歯周病になるリスクが上がります。
歯の表面についているプラークと呼ばれる汚れの中には1mg中1億以上の細菌が存在しています。
そのため、寝る前の歯磨きは大事になってくるのです!
唾液の分泌が減少すると口腔内が乾燥し、食べ物が飲み込みづらくなったり口臭や口腔内のネバつきなど不快感がでます。
乾燥した口腔内を潤す方法としては、お水を飲んだり保湿剤の塗布や唾液腺マッサージなどがあります。
唾液腺マッサージのやり方が分からない場合は検診の時など来院された際に聞いてください★