みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の山崎です。
寒い日々が続いていますが、お風呂でたくさん温まって暖かい格好して寝てくださいね(^_^)
さて、今回はみなさんが小さい頃に経験したことがある『指しゃぶり』についてお話したいと思います。
指しゃぶりはお母さんの胎内にいる時からすでに始まっています。
指しゃぶりは成長した証拠であり、ホッとしたり安心したりと赤ちゃんにとっては遊びのひとつでもあるのです。
3歳まではまだ歯が抜け代わっていない乳歯の段階なので、この頃は指しゃぶりによって歯並びが悪くなることはほとんどありません。
たとえ、乳歯の歯並びに多少の問題が発生しても永久歯に後遺症を残すことは稀です。
永久歯の歯並びに影響が出る可能性があるのが、3歳過ぎてもずっと指しゃぶりがやめられない場合です。
家族で徐々に指しゃぶりをやめさせる方向にもっていくことが大切ですが、無理にやめさせると子供のストレスにも繋がります。
成長とともに自然になくなることが多いです。
そこで、どうやって指しゃぶりをやめさせる方向に持っていけば良いかですよね!
まずは、子供に指しゃぶりについてお話してあげます。
例えば「親指さんがふくれちゃって痛そうだし、可哀想だね」など具体的に分かりやすく説明をすることで子供も少しずつ理解してくれます。
また、お昼寝をする時や、夜寝付くまでの間に指しゃぶりをするお子さんが多いですよね。
時間の許す限り手を握ってあげたり、絵本を読んであげたりして眠りにつかせてあげることで指しゃぶりをする時間が短くなって卒業できることもあります。
指しゃぶりは成長過程の中のひとつでもあるので無理にやめさせなくても大丈夫です!
指しゃぶりで悩まれるお母さんへの参考に少しでもなれれば良いです☆