みなさんこんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼智彰です。
今年は暖冬との事ですが、肌寒くなってきました。
僕も風邪を長引かせてしまい、改めて健康の大切さが身に染みております。
皆さまも風邪にはお気をつけください!
さて、今回のブログでは風邪の予防になるお口の体操について書かせていただこうと思います!
聞いたことのある方もいるかと思いますが…
「あいうべ体操」という体操です!
やり方はとても簡単で
あー、いー、うー、べーと口を動かすだけです!
べーの時はベロをべーっと出します
出来るだけ大げさな動きで、ゆっくり(1回4秒くらい)やっていただくとより効果的です。
そして、空気が乾燥していないお風呂などでやるのがおススメです!
あいうべ体操とは内科医の今井一彰先生が考案されたもので、元々は薬で効果の出ない病気や薬に頼らない治療法を探し求めた結果、口呼吸を鼻呼吸に改善し、体の免疫を高めてあげることにより様々な疾患に効果がある事が実証されている体操なのです。
さて、この体操でなぜ風邪が予防できるのか?
というと
風邪の菌やウィルスは何処から身体に入ってくるかというと…
そうです、口です。
あいうべ体操をする事で口の周りの筋肉が鍛えられ、口呼吸を鼻呼吸に改善する効果があります
同じ空気でも口から吸うのと鼻から吸うのでは肺に届くまでの空気の質が変わるのです。
口から吸い込む空気は冷たく乾燥した空気が一気に流れ込みます
口の中が乾燥すれば、虫歯や歯周病のリスクも高くなってしまいます。
鼻から吸い込む空気は暖かく潤った空気になりながら取り込まれていきますので口の中を乾燥させません。
自覚が無くても日本人の約9割の人は無意識に口呼吸をしているそうです。
誰でも簡単に出来るこの体操を是非日常生活に取り入れて、お口も体も健康になりましょう!