みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の内海です。
普段使っている歯磨き粉の中に”フッ素”が配合されていることはみなさんご存知だと思います。
ではフッ素とは何でしょうか?
フッ素は以下のような働きがあります。
①酸の産生抑制作用
フッ素が歯の表面に作用し、強い結晶となりむし菌(ミュータンス菌)が作り出す酸から歯を守ってくれます。
②再石灰化作用
ミュータンス菌によって作られた酸が歯を溶かし始めたときに唾液中のミネラルの歯への沈着を促すことで歯を修復します。
この働きを再石灰化と呼びます。
③抗菌作用
フッ素の持つ抗菌作用がミュータンス菌にも働きます。ミュータンス菌が活動しづらくなって酸を作れなくなることで歯を守ります。
今まで日本ではフッ素の濃度が1000ppmFと決められていましたが、国際基準同様、1500ppmFと基準値が上がったのです!
それにより歯磨剤に配合されるフッ素濃度も上がり、当院で販売している歯磨剤ですとチェックアップペーストがフッ素1450ppmF配合されています!。
(以前は950ppmFでした)
受付にて販売中です♪
毎日使う歯磨き粉ですのでフッ素入りのものを使用するようにしましょう!