みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の内海です。
仙台で開催された『日本口腔インプラント学会』に先生方と衛生士の増田さんと参加して来ました。
私と増田さんは、歯科衛生士としてインプラント治療に携わる上で必要になる知識をメインとした講演を聴きました!
今日はインプラントについてお話しさせていただきます^^
インプラント治療とは、虫歯や歯周病または外傷などが原因で失った歯を補う治療法のひとつです。
顎の骨に“インプラント体”と呼ばれるチタン製の人工歯根を埋入します。
歯の形をした“上部構造”をその上に装着します。
その2つをつなぐのが“アバットメント”と呼ばれる連結装置です。
インプラントの利点は
・他の歯を削ることがない
残っている健康な歯を削らずに治療できます
・噛む力が他の方法(ブリッジ・入れ歯)に比べてしっかり噛める
欠点としては
・インプラント埋入の手術が必要になる
手術が必要なので全身状態によってはインプラント治療を受けられない場合もあります。
・保険適用されないケースがほとんどということ
また、インプラントは虫歯にはなりませんがケアがしっかりできないと歯周病になる可能性があります。インプラントの歯が歯周病になること、これを“インプラント歯周炎”といいます。
そのため、インプラント治療をして歯が入ったら終わり!ではなくご自身でのケアはもちろん定期的なメインテナンス(クリーニング)も必須です。
メインテナンスでは何を行うのでしょうか?
①SC(スケーリング)
歯石がついていれば専用の器具を用いて歯石を取っていきます。
②PMTC
専用の機械を用いて表面に付着した汚れを除去します。
③ブラッシング指導
磨きにくいところ、磨き残しがあったところがあればブラッシング指導をさせていただきます。
既にインプラントが入ってる方、これからインプラント治療をしてみようかなとお考えの方は分からないことがあれば担当の歯科衛生士、または先生に是非ご相談くださいね♪