みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
今日は8月31日。
いよいよ8月も今日で終わりですね。
子供のころは、蓮田の祭りが終わると夏休みも終わりに近づいていることを一気に実感することとなり、この31日まであと何日あるのか指折り数えては、寂しさと悲しさに押し潰されそうになりながら、残りの休みを無理矢理はしゃぎながら過ごしていたことを思い出します。
大人になった今は・・・やっぱり寂しいな~
ということで、本日は子供の歯のことについて、少しお話をさせていただきます。
夏休みの暑い時期、8月が終わってもこの暑さは尾を引き、9月下旬頃までは暑い日が続きますよね。
そんな時に大切なのが水分補給。
みなさんのお子様は何を飲まれることが多いですか?
お水
お茶
スポーツドリンク
炭酸飲料 などなど
様々あると思います。
どれも水分を補給するという目的は達成しているようにも見えますが、ではそこに含まれる砂糖の量はどれくらいでしょうか?
お水 0g
お茶 0g
スポーツドリンク(500ml) 約30g(角砂糖8個分)
炭酸飲料 (500ml) 約60g(角砂糖15個分)
思った以上に入っていると思いませんか?
ちなみにWHO(世界保健機関)は肥満や2型糖尿病、高血圧、それに心血管疾患(心筋梗塞や狭心症など)の予防のために一日の砂糖摂取量を成人で25g以下にすることを推奨しているようです。
炭酸飲料はまだ分かるとしても、スポーツドリンクも1本飲むだけでアウトですね。
そして、これらの病気は子供のころからの持続的な砂糖の摂取も関係しているだろうとのこと。
今の習慣が成人した後の健康に影響を与える可能性があるということです。
もちろん、これだけの砂糖を仮に毎日摂取したとすればむし歯になるリスクも高まります。
じゃあ、砂糖ではなく人工甘味料はどうなのでしょうか?
ごめんなさい。こちらに関しては私も詳しいことは分からないのですが。。。
人工甘味料の多くはカロリーゼロ=エネルギーにならないということです。
その点ではむし歯にはなりづらくなるかもしれませんが、別の様々な問題を引き起こす可能性が指摘されていますよね。
キシリトールは虫歯菌が摂取してもエネルギーに変換することが出来ないため、むし歯の原因にならないといわれていますが、私たち人間の身体はそれらのエネルギーにならない物質を摂取したら、どう反応しているのでしょうか?砂糖のように甘いものを摂取したのにエネルギーに出来ない時、身体はどうするのでしょうか?
人工甘味料自体についてもネガティブな指摘をよく聞きますので、私自身は積極的に摂取しないようにしています。 少し前まではさんざんカロリーゼロを飲んで食べていましたけれども 汗
話がそれてしまいましたが、麦茶は夏バテ予防、熱中症対策にとても良いようですね!
スポーツ少年団で水分の補給をスポーツドリンクから麦茶に変えたら、スタミナの持続が圧倒的に向上したなんて話も聞いたことがあります。
体を冷やす効果があったり、血液をサラサラにしたり、さらには胃の粘膜まで保護する効果があるらしいです!
私の子供のころは夏といえば麦茶でしたが、まさに夏にもってこいの飲み物だったのですね!
まだまだ暑い日が続きますが、麦茶を飲んで新学期も張り切っていきましょう!!