みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の小島です。
最近また厳しい暑さが戻ってきました。気温の変化に体調を崩さぬよう、また熱中症には気をつけてお過ごしください。
さて、今日は詰め物が取れてしまったらどうすればいいのかをお話したいと思います。
詰め物や被せ物が取れてしまった場合、無理に歯に戻さないようにしましょう。うまくはまればいいのですが、うまくはまらず浮いた状態でものを噛んでしまうと詰め物が変形したり、噛み合う歯に負担がかかってしまうことがあります。
取れた詰め物はティッシュペーパーでくるみ、できれば容器に入れてください。ティッシュペーパーでくるむだけだと、ゴミと間違えて捨ててしまう可能性があります。
取れた詰め物は歯医者に持って行きましょう。詰め物の劣化の程度が低く、詰め物の下で歯が虫歯になっていなければ再度付けることができます。
詰め物や被せ物が取れてしまう原因として、
①つけたセメントが劣化して取れてしまう
②詰め物や被せ物と歯の隙間から虫歯になってしまう
が、考えられます。
②は詰め物や被せ物をつけてから年月が経つと、詰め物や被せ物と歯の境目に段差が出てきます。その段差にプラーク(磨き残し)が溜まり、虫歯になりやすい環境が作られます。
虫歯を予防するために、段差の部分をよく磨きましょう。虫歯が進んだり、詰め物や被せ物が取れる前にやりかえる方法もあります。
詰め物や被せ物が取れてしまっていてもいなくても、早めに歯医者を受診しお口の中をチェックしてもらいましょう!