みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の川端です。
すでにお盆休みでおやすみの方も多いと思いますが、
当院も、13日~17日までお盆休みをいただきますので、
宜しくお願い致します!
この前、子供の歯に隙間ができて心配になったという質問がありました。
お子さんがいる方は気になったことがあると思います!
お子さんがもしすきっ歯であっても、乳歯(子供の歯)であれば慌てる必要はありません。
なぜなら、乳歯の時期というのは、歯と歯の間に隙間ができているのが普通なのです。
乳歯と永久歯(大人の歯)とでは、歯の大きさが違います。それに加えて、歯の本数も異なります。
当然のことながら、永久歯の方が本数が多いです。
(乳歯10本、永久歯28本)
ですので、乳歯の段階で隙間なく歯が並んでしまっていては、永久歯が生えてくる余裕がなくなってしまいます。
大人になるに連れて、顔や顎が大きく成長し、永久歯の生えるためのスペースができてきます。
そういった意味からも、子供のすきっ歯は、それほど心配するものではありません^^
多くの場合問題がないすきっぱ(前歯の隙間)ですが、6歳くらいで乳歯から永久歯に生え変わった直後に、
不自然に大きな隙間が歯間に生じている場合は、少し注意が必要です。
骨の中に埋まった過剰歯が影響していることや、上の前歯では正中の上唇から伸びた上唇小帯というひだが、
歯と歯の間に食い込んで歯並びを邪魔して歯の間が開いてしまっていることがあります。
過剰歯は、レントゲンをとって詳しく調べた上で、抜いてあげなければいけません。
気になる場合は、歯科医院を受診することをオススメします。
他にも12歳くらいで並ぶはずのすきっぱが、12歳臼歯と呼ばれる奥歯が生え揃っても続く場合は、
歯列矯正で歯並びを整えなければいけないこともあるので、タイミングを見て矯正の相談をしてみてください!
”乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきてしまった”という相談もあります。
これも、それほど気になさらなくても大丈夫です!
時間が経てば自然と抜けると思います。
痛みなど、症状がある場合は、早めに歯科医院を受診してください。
歯並びは、矯正治療が必要になることがあります。
何かありましたら、気軽にご相談くださいね^^