みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の増田です。
現在勝沼歯科医院では、9名の歯科衛生士が働いています。
お口の中のクリーニングをしたり、歯型を採ったりと、診療中みなさんの身近には歯科衛生士がいつも居るものです。
では、具体的に歯科衛生士はどんな仕事をしているのでしょうか?
歯科衛生士の仕事内容は少し難しい言葉で説明すると、
1.歯科診療の補助
2.歯科予防処置
3.歯科保健指導
の3つに分けられます。
歯科診療の補助とは、歯科医師の診療を円滑に進める為にそばに着いてアシストをする事です。
バキュームを使って口の中の唾液や水を吸い取ったり、器具の準備・受け渡しなどを行ないます。
時には歯型を採ったり、虫歯の治療をした所に仮ぶたをしたり、仮歯を作る事もあります。
歯科衛生学校でも治療の内容や使用する器具について勉強しますが、実際現場ではどのように診療を進めていくのかを学ぶには、臨床実習はかかせません。
勝沼歯科医院でも、歯科衛生専門学校から学生さんに実習に来て頂いていますが、みなさんの診療に着かせて頂く時間は学生さんにとってとても貴重な時間なのです(^_^)
2つ目の歯科予防処置とは、虫歯や歯周病にならない為に「予防」する為の処置を施す事です。
具体的にはフッ素塗布や、検診で定期的に口の中のクリーニングを行ないます。
クリーニングを行なう際も、ただ歯石やプラークを除去するだけではなく、歯茎の炎症や磨き残しの状態を確認しながら、計画立てて掃除をしていきます。
3つ目の歯科保健指導とは、歯の磨き方や間食の摂り方について説明したり、喫煙指導などを行なう事です。
虫歯と歯周病の原因は「プラーク(歯垢)」であり、口の中の健康を保つには、患者様に毎日よく磨いて頂く事がとても重要になります。
歯並びや、被せ物の形などによって磨き方を工夫する必要がある為、こちらからアドバイスさせて頂きます。
また、歯周病を悪化させてしまう原因の1つに喫煙も含まれる為、歯周病を治す為に喫煙についてお話させて頂く事もあります。
歯科衛生士になる為には国家試験に合格しなければならない為、試験当日はとても緊張しました…!
そして今、歯科衛生士として働く事ができて、充実した毎日を送っています(^_^)
中学生までのお子様がいらっしゃる方はお手元にお持ちかと思いますが、お子様向けに発行している院内新聞「ニーハオ(夏号)」には、歯科衛生士の仕事内容について詳しく掲載されています!
小さい頃から歯科衛生士という職種について、少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです♪