みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の川口です。
みなさんは初めて歯科医院に行った時のことを覚えていますか?
むし歯が原因で歯科医院に通うことになったという方は、多くいらっしゃると思います。
そもそもむし歯はどのようにしてできてしまうのでしょうか。
今回は基本的なむし歯について、お話します。
むし歯とは、歯の表面についた細菌が分泌する酸によって歯が溶けてしまう病気です。
原因は3つあります。
①個体要因:口と歯が本来もっている性質
②病原要因:むし歯の原因菌
③環境要因:食べ物と食べ方
これら3つが互いに作用しあって起こります。
むし歯は自然に治らない病気です。
ごく初期の状態をすぎると悪化の一途をたどります。
歯は一度、形が失われてしまうと、もとの状態に戻りません。
むし歯の原因は大きく分けて3つありましたが、1番予防で大切なのは、毎日の歯磨きです。
食べかすがつきやすく、取り除きにくいところにむし歯ができます。
・歯と歯が接する面
・奥歯の噛み合わせの溝
・歯と歯肉が接する面
ただ習慣で歯磨きをするのではなく、このポイントをおさえて、今日から歯磨きをしてみてください。
一緒にむし歯を予防して、今ある歯を残していきましょう。