みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
今年も残り3週間を切りましたね~
寒い日も増えてきて、いよいよ冬らしくなってきましたね!
そして、12月といえば忘年会シーズンでもあります。
この時期、飲み会が続いている方も多いのではないでしょうか?
私も昨日の診療後に、いつもお世話になっている勉強会の忘年会に参加してきました。
思い返してみれば今から6年ほど前、この勉強会に初めて参加し、そこで初めて岡本浩先生とお会いしました。
岡本先生は今から遡ること45年ほど前、その当時から予防先進国として有名であったスウェーデンのイエテボリ大学歯周病科に、外国人留学生として初めて入学を認められます。
その頃の日本といえば、歯周病の原因や治療法はおろか、病気自体がまだあまり認知されておらず、代わりに”歯槽膿漏”などと呼ばれ、
「(原因ははっきりしないけど多分)加齢と共にあごの骨は痩せていき、その結果、歯が揺れてきて抜けてしまう」
そんな病気だと考えられていた時代です。
留学中、多くの経験と実績を積まれた先生は、帰国後教鞭を執られ日本の歯科医師・歯科衛生士をはじめ多くの歯科医療従事者たちにそのことを伝えられています。
いわば現在の日本の歯周病治療の基盤を築き上げた先生だと私は思っています。
前置きが長くなってしまいましたが、
そんな日本人として初めてだらけを実行してきているのに、当の御本人はそれをこれっぽっちも鼻にかけるようなことがありません。
出会った一年目から、真剣に指導をしてくださり、お酒の席では大酒を飲み、馬鹿話をしては馬鹿笑いをされます。
そして、そんな先生の周りには、先生と同じくらい素晴らしく尊敬できる先生方が大勢いらっしゃいます。
45年前、
まったく見ず知らずの、なんのコネもないところに単身で渡る時、どんな気持ちだったのでしょう。
学ばれてきたことを、それを誰も知らない日本で伝えるために、どれだけの努力と苦労をされてきたのでしょう。
そして、それを45年もの間(!)ひたすらに、今も変わらず、続けられている先生を、
私は本当に尊敬しております。
いつだって、”今”を切り拓いてきた人達がいて、
そんな人達と共に過ごす時間は、いつも胸が熱くなります。
岡本先生、そしていつも指導いただいている多くの先生方、関係者の皆様方、昨日はありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ということで、昨晩は良いお酒を飲むことが出来ました☆
それでは、2016年残りの日々も頑張っていきましょう!