みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の増田です。
小さなお子さんを持つ保護者の方々は、仕上げ磨きを行なうことがよくあると思います。
乳歯が生え始めたら歯磨きをスタートし、初めのうちは歯ブラシに慣れてもらうことが重要です。
そして奥歯が生えてくる1歳6ヶ月頃までには、上手に仕上げ磨きができるようになると良いでしょう。
今回は仕上げ磨きについてお話したいと思います!
乳歯の時期は、むし歯になりやすい「奥歯のかみ合わせ上下左右4箇所」「上の前歯」を十分に気をつけましょう。お母さんの利き手側の犬歯も、歯磨きがしにくいため、要注意の場所です。
食事のたびに、お子さんが歯磨きした後にお母さんが仕上げ磨きをしてあげるのがベストですが、毎食後が難しい場合は、夕食後やおやすみ前を日課にしましょう。
寝ている間は唾液の量が減り細菌の量が増えてしまい、起床時には夕食後の約30倍になります。
仕上げ磨きの姿勢は、口の中が見やすく、安全で歯磨きしやすい姿勢として、ひざの上か、お母さんがお子さんの後ろに回り頭をお腹や脇で固定して歯磨きしてあげるのがおすすめです。
お子さんが上手に立っていられないうちは、保護者のひざの上に寝かせることをおすすめします。
ハミガキ剤を使い始めたら、唾液やハミガキ剤を飲みこみにくくするために、お子さんを立たせて歯磨きすると良いと思います。
お子さんが自分で歯磨きを始める時期としては、スプーンなどを自分で使えるようになったり、ハブラシをしっかり持って自分の口の中に入れることができたら、お子さん自身にハブラシを持たせてみましょう。
早い時期から子どもが自分で歯磨きする習慣をつけることが大切です。
この時期は自分では上手にできませんが、口に入れているだけでも自分で歯磨きさせることが重要です。
そして3ヶ月に1回、歯医者さんでもお口の中のお掃除と、フッ素塗布を行なうことをお勧めします!
私たちはお子さん達の虫歯を予防するために、全力でサポートさせて頂きます。
検診のご相談などは、お電話か直接スタッフへとお尋ね下さい!