みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の正能です。
皆さんは正しい姿勢で食事していますか?
実は、正しい姿勢は、食事のマナーだけでなく、噛む力にも影響を与えてしまいます。
噛む力を左右してしまう「姿勢」、「噛む」という行為は想像以上に力を必要とします。
つまり、正しい姿勢で食事をしないと力をうまく使うことができないため、噛む力が弱くなってしまいます。
すると、胃腸に負担がかかってしまったり、子供であればあごが十分に発達せずに、歯並びが悪くなることがあります。
姿勢が悪いと、かみ合わせにも悪影響となります。
例えば、テレビを見ながら横を向いて食事をしている人は、噛む力が弱くなり、かみ合わせのバランスにも悪影響を及ぼすことが分かっています。
また、頬杖(ほおづえ)をつく習慣があると、顎の位置がズレて歯並びがゆがんだりする恐れもあります。
食事中の正しい姿勢とは、まず背筋をまっすぐ伸ばして座る。椅子であれば、両足をしっかり床につける、などがあります。
正しい姿勢で食事をとることは、唾液の分泌を促すことにもつながります。
唾液をたくさん出すと、むし歯予防や口臭予防にもつながりますので、正しい姿勢でしっかり噛んで食事をするように心がけましょう!