みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の増田です。
勝沼歯科医院では、治療が全て終了した後でも、3ヶ月に1回の定期検診に通って頂く事をおすすめしています。
ただし、虫歯や歯周病リスクの高い方は1、2ヶ月に1回と間隔を狭めたり、逆にリスクが低く、磨き残しも少ない方は4〜6ヶ月に1回と検診の間隔を広げる場合もあります。
なぜ定期検診をおすすめするのかというと、虫歯や歯周病になっても早期発見が可能になり、小さな初期虫歯であれば、クリーニングとフッ素塗布を行うことによって、虫歯の進行を食い止める事ができるからです。
1度虫歯の治療をした歯は、その後のメインテナンスを怠ってはなりません。
虫歯の部分を削り、人工の材料(金属や樹脂)で埋めている為、数年経てば材料が劣化して小さな隙間ができ、もう一度虫歯になってしまうケースもよくある事です。
しかし、その小さな隙間ができたからといって、必ずしも虫歯になるとは限りません。
隙間に汚れが溜まらないようによく歯磨きを行い、定期的に歯科医師や歯科衛生士が虫歯になっていないかチェックを行なう事で、虫歯にならずに済むこともあります。
ひとりひとり口の中の細菌数や唾液の成分が異なる為、どうしても虫歯に進行してしまうこともありますが、そこまで大きくなる前に治療に入る為にも、やはり検診は欠かせません。
そして年に1回、全体のレントゲン写真、デジタルカメラでの口腔内写真を撮影し、加えて歯周病の検査を行なっております。
これは病気のリスクが高い方も、低い方も、年に1回はきちんとこの検査を行なう為、その際の検診は時間が60〜70分ほどかかります。
通常の検診でも、歯科衛生士によって虫歯や歯周病のチェックは行なっています。
しかし、歯の根っこの先にできた炎症が大きくなったかどうか、また、歯周病によってなくなってしまった顎の骨が回復してきたかどうかなどは、レントゲン写真を撮らないと分からない部分です。
また、当院では主に担当制で治療を進めさせて頂いております。
お口のことに関して何か心配な事や、気になることなどございましたら、いつでもご相談ください。