みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
ここ数日で、一気に秋らしくなりましたね。
急な気候の変化に体調を崩されていませんか?
本日より3日間、東京歯科衛生専門学校から1年生の生徒さんが1名医院見学に来ております。
はきはきと受け答えが出来て、見学中も熱心にメモを取っていたのが一日目の私の印象です。
あと二日間、より多くのことを学んでいってくださいね☆
さて、先週末は二日間、新潟で開催された日本歯周病学会の学術大会に参加してきました。
歯周病はむし歯と並び、歯の2大疾患といわれております。
35歳ころを境に罹患者が増え始め、40歳以上の方の実に80%以上の方が歯周病であるといわれております。
むし歯と比べ、歯周病はしみたり痛くなることがほとんどありません。
症状が現れてきた頃には、かなり進行してしまっているということが少なくありません。
今回はこの歯周病の中でも、特に高齢者の方の歯周病に対してどう向き合っていくか?という点に焦点があてられた大会でした。
世界有数の長寿国である日本。
超高齢社会といわれ、10年が経とうとしています。
長寿になればなるほど、その人生の中で様々なことが起こるでしょう。
全身的な病気や、加齢により、口腔の衛生管理が難しくなっていきます。
そんな患者さんたちに対して、私たち医療人がどう向かい合っていくか?これから真剣に考えていかなければなりません。
いずれにしても、なるべく早い時期から口の中の健康維持に努めることが大切です。
そして、自分だけでなく両親や家族のお口の健康を守るためにも、正しい知識と習慣を身につけていくことがこれから必要になってくるでしょう。
学生時代、勤務医時代と10年間新潟に住んでいた私にとって、今回の学会では友人たち先輩後輩たちに会えてとても有意義なものとなりました。
歯周病について、もし不安や疑問に思っていることがありましたら気軽にご相談くださいね☆