酸蝕歯について

みなさん、こんにちは。 勝沼歯科医院、歯科衛生士の増田です。

 

8月に入り、気づけば熊谷の気温も39度達したそうです。びっくりしました(笑)蓮田でも毎日暑いのが納得です。

皆様、栄養あるものを沢山食べて、暑い夏を乗り越えていきましょう!

 

 

 

グレープフルーツや黒酢など、ダイエットや健康に良いとして注目されている食材も数多くありますが、これらは「酸」が多く含まれているため、過剰摂取は禁物です。

 

例えば毎日グレープフルーツを一玉食べるのを習慣にしている。

健康の為に毎朝黒酢を飲んでいる、など。

確かにどちらも健康には良いものなのですが、習慣化してしまうとだんだんと歯に悪影響を及ぼします。

 

「酸蝕歯(さんしょくし)」という言葉を聞いたことはありますか?

 

 

社会の授業で、「酸性雨」「鉛工場での酸蝕症」など一度は聞いたことがある方は数多くいらっしゃると思います。

なんだか特別な話のようですが、実は私たちの身の回りにあるグレープフルーツやお酢でも「酸蝕歯」として歯が溶け出してしまうんです。

 

心当たりのある方は、まずは鏡でご自身の歯を確認してみましょう。

酸蝕歯は一本だけ溶けるのではなく、全部の歯の頭が溶けてしまっているのが特徴です。

 

 

歯科医院では、歯を守るために食生活についてもお話させて頂くことがあります。

食べるのを毎日の習慣にしているものや、大好物なものが、歯に影響を及ぼしていることもきっとあると思います。

 

まずは患者様と私達でよく相談し合い、一緒にお口の健康を保っていきましょう。