みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の高橋です。
先日、スタッフの正能さんと一緒に「知覚過敏を極めよう!ジェントルトリートメントのすすめ」という衛生士の深川優子さんの講演会に参加させていただきました。
歯質を失う要因として虫歯、歯周病がありますが、それとは別に虫歯でもないのに歯質を失うTooth wearというのがあります。
Tooth wearとは、酸性飲食物の摂取が原因で起こる酸蝕や過度なブラッシングが原因で起こる磨耗やくいしばり、歯ぎしりによって起こる咬毛などがあげられます。97%以上の人がかかっていて、非常に多い疾患の一つだそうです。
それらが知覚過敏の原因となります。
虫歯でもないのに冷たいものがしみて辛い方を私も多くお見かけします。
まず、皆様に意識していただきたいこととして、日頃のブラッシングです。
力強く大きく磨くのは、摩擦がかかります。
歯間ブラシもぴったりしたサイズはNGです。少し余裕のある1サイズ細いものを使用しましょう。
歯磨き粉も研磨剤の多いものではなく、おすすめはCMでも宣伝しているシュミテクトです。毎日の使用が理想的です。
他には酸性飲食物の摂取としてりんごの丸かじりなどされていませんか?
お酢を健康のために飲まれている方も多いと思いますが、歯にとっては危険です。
飲んでも良いですが、飲んだあとはお水で希釈するといいそうです。
日常から気をつけられることが多いのでできることから改善して知覚過敏を予防していきたいですね!
とても分かりやすく為になるセミナーでした。