みなさん、こんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼隆之です。
今日は勉強会に参加するため築地まで行ってきましたが、駅を出たら物凄い雨で傘を差していたにも関わらずびしょ濡れになってしまいました。
みなさんは突然の雨、大丈夫でしたか?
昨日の高橋さんのブログにも書かれておりましたが、テレビのニュースや新聞で歯科の診療機器の管理について取り上げられておりました。
内容としては、歯を削る際等に用いる器具(タービンやコントラと呼びます)を患者さんごとに滅菌したものと交換ているかということについてです。
今回の調査ではそれを行っている歯科医院は30%足らずということだったようです。
もちろん、残りの70%の歯科医院でも器具を消毒した上で次の患者さんに用いているのだと思います。
当院は開業当初から安心安全を第一に考えて診療をしておりますので、これらの器具は患者さんごとに交換し、一度使用したものはすべて滅菌するというシステムを組んでおります。
では滅菌と消毒の違いは何でしょうか?
滅菌はすべての菌やウイルスを死滅除去することを差します。 ですから滅菌された器具を正しく用いれば、そこから新たな感染を起こす可能性はゼロになります。
対して、消毒にはそのような効果はありません。
そのため、そこから新たな感染が起こる可能性があります。
当院ではタービンやコントラだけでなく、歯を削る際に使用するバー類や抜歯等で使う外科器具類、クリーニングや歯周病治療で使う器具類、もちろんインプラント関連の器具に型取りのトレーなどなど、滅菌が可能なものは全て滅菌をしております。
また滅菌ができないものに関しては使い捨てにするなどの工夫をしております。(グローブや注射針など)
それに加え、定期的に今のシステムについての改善点をスタッフ全員で考え、患者さんにとっても私たち自身にとってもより安全に診療を行っていける環境づくりを常に模索しております。
実はこのシステムで診療していくためには莫大なコストがかかります。
節約の真逆もイイとこです。
しかし、医療機関である以上患者さんの安全を守ることをまず第一に考え、安心して通院していただける医院造りに今後とも励んで参ります。
もしかすると、この点が勝沼歯科医院の一番のこだわりかもしれません。
色々な情報を目にすると、不安に駆られることもあるかと思いますが、どうぞ安心して御来院ください。