勝沼歯科医院からの情報発信紙 “BIOバイオ”
小さな頃からの予防歯科
みなさん、こんにちは!勝沼歯科医院です。
新年度が始まりましたね!新しい生活、新しい環境にドキドキされている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
勝沼歯科医院もこの4月から、新しく3人のメンバーが加わりました!!
今年度も歯科医療を通じて、みなさんの健康をサポートさせていただきますので、よろしくお願いいたします!
さて、以前よりこの院内新聞でも、予防の重要性について何度かお話をしておりますが、予防の習慣付けは早ければ早いほど良い結果が期待できます。
子供の頃から予防の習慣を身に付けておくことが、生涯に渡ってお口の健康を守ることに繋がるのです。
3歳までが勝負!!
むし歯になる人生か、むし歯にならない人生かは、実は3才までの間に決まります。その理由はむし歯菌がお口の中に感染するのが、1才半頃から3才頃だからです。そうです!むし歯菌は初めからお口の中にいるわけではないのです。
では、どこから感染してしまうのでしょうか?
それは・・・
1位:お母さん
2位:お父さん
3位:おじいちゃん、おばあちゃん
と言われています。
「親も歯が弱いから子供も弱い」
そんな話を耳にしたことがあるかもしれませんが、むし歯は「遺伝」ではなく「うつる」ものです。
ですから、お子さんの歯をむし歯から守りたいと願うのであれば、それを叶えるためには、ご両親をはじめご家族の方のお口の中が健康であるということが一番の近道になります。それが結果的にお子さんの歯を守ることに繋がるのですね。
もしも、「そういえば最近歯医者に行ってないな~」
という方は、今すぐ一度チェックを受けましょう! 3才までに歯を守るための予防習慣を身につける
ことがとっても大切です。
生え替わってから気をつければ良い?
「乳歯はどうせ生えかわるから、永久歯になってから気をつければいいや」
そんな風に考えていませんか?
残念ながら、そうはいかないのです。
たとえ1本でもむし歯になるということは、口の中全体がそのような環境にあるということ。
その環境が改善されない限りは、むし歯の乳歯が抜けたとしても、その後生えてくる永久歯もその環境にさらされ、むし歯になる可能性がぐんと高くなります。
また、進行した乳歯のむし歯を放っておくと、永久歯が傷ついて、生えてきたときに変色していたり、歯並びが悪くなる原因になったりもします。
生え替わってから気をつければ良い?
ここまでの流れで、
「うちの子は3歳を過ぎたからもう無理だ・・・」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!
その重要性に気付いていただけた今日から、そのための行動を起こすことが、一番大切です。
反対に3歳まで気を付けていても、その後の生活習慣が崩れてしまえば、せっかくの努力も台無しです。
生涯健康な歯を維持するために、“家族で予防”をお勧めします。
健康寿命
皆さんは健康寿命という言葉をご存知ですか?
健康寿命とは、厚生労働省の発表によりますと、健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる期間のことを指します。平均寿命から健康寿命を引くと、男性は約9年、女性は約12年間、日常生活に制限のある不健康な期間を過ごすことを意味します。
この年数を皆さんはどうおもわれますか?
生涯をいつまでも健康で、そして笑顔で過ごすことは誰もが願うところです。その健康を保つ上で不可欠なことの一つは、充実した食生活を送ることではないでしょうか。なんでもバランスよく食事をとり、しっかりとよく噛むことは口腔だけでなく全身の健康維持につながります。またいつまでもおいしく味わいながら食事を楽しめたらいいですよね。歯を失う原因で最も多いものが歯周病です。生活習慣病のこの病気は、30代以降の成人の80%以上がかかっているといわれていますが、口腔内はご自身で見ることが難しいため、気づきにくい病気でもあります。この為、口腔ケアはご自身で行う毎日のケア(セルフケア)と歯科医院で行うプロのケア(プロフェッショナルケア)の組み合わせが必要といえます。ご自身の口腔内の状況に合わせ、歯科医師・歯科衛生士と相談しながらメインテナンスをぜひ継続的に続けてください。
~当院からのお願い~
当院では、皆様お一人お一人の時間を大切にするため、予約制を取っております。
ご予約の変更は、前日までにお電話でお知らせくださいますよう、お願い致します。
なおご連絡なくお休みされた際には、予約がとりにくくなることがあります。
予めご了承下さい。
お約束した時間に充実した診療ができますように、ご協力のほどお願い申し上げます。