みなさんこんにちは。
勝沼歯科医院の勝沼智彰です。
寒い日が続いていますね!
体調管理に気をつけて、冬を乗り越えましょう!
さて
今回の豆知識ブログでも
前回に引き続き矯正治療について書かせていただきます
前回の豆知識ブログでは
矯正治療の一期治療と二期治療があるということをお話しました
おさらいになりますが一期治療とは主に歯並びの成長期に
正しい歯並びに誘導してあげるための治療になります
二期治療は一期治療で歯が並びきらなかった場合に
1本1本の歯の位置を動かしながら歯を並べていく治療になります
二期治療で歯を動かして並べるのであれば、一期治療は必要ないんじゃないの?
と疑問に思った方はいらっしゃいますか?
実は二期治療を成功させるためにも、一期治療は非常に重要な治療になってきます
まず、歯を動かすためにはスペースが必要になります
叢生と呼ばれる歯がデコボコに生えている状態だと、顎の骨に歯が収まりきっていない状態のため
歯を動かす力を掛けたとしても、歯はうまく動きません
また、動いたとしても、後戻りといって元の歯並びに戻りやすくなってしまう可能性があります
一期治療をすることでお口の周囲の筋肉の働きを正常化し
歯並びを悪くする癖を取り除いたりする事にも繋がるため
仮に歯が並びきらなかったとしても
スムーズに二期治療を進めることができ、後戻りもしにくい状態にすることができます
そして一期治療ができるのは成長段階の時期だけです!
顎の発育とともに経過観察する事も可能ですが
プレオルソを用いた一期治療は
矯正治療の中では安価で始められ
リスクの少ない方法ですのでオススメです!
一期治療を行いながら歯並びの状態、顎の発育の状態などの経過を追っていき
必要なタイミングで二期治療に入り、永久歯の歯並びが完成する
という流れが理想と言えますね!
一期治療は装置を使うだけでなく
舌の位置や、口で呼吸しないようにするなど
本人の協力が必要になってくるため
ご家族や、医院でのサポートが必要になります
この「呼吸」に関しましてはまた次回のブログでお伝えしていきますね!
健康な発育のためには正しい「呼吸」が非常に大切になってきます
呼吸には口呼吸と鼻呼吸がありますが
健康面で推奨されるのは鼻呼吸です
単純に歯を並べるだけでなく
軌道を広げ、呼吸をしやすい環境を作るためにも
小児期からの一期治療は有効だと考えられます。
ご相談受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください!