歯並びの予防

みなさんこんにちは。

勝沼歯科医院の勝沼智彰です。

 

先月の豆知識ブログがすっかり忘れてしまっておりました。。申し訳ありません!

さて今回は「歯並び」について書かせていただこうと思います!

歯並びにはいくつか分類があります

・叢生(歯が重なって凸凹になっている状態)

・空隙歯列(歯と歯の間に隙間がある状態)

・上顎前突(上の歯が前に出ている状態。いわゆる出っ歯)

・下顎前突(下の歯が前に出ている状態。いわゆる受け口)

・過蓋咬合(上下の前歯の噛み合わせが深い状態。)

・開咬(上下の前歯に隙間が空いている状態)

などそれぞれの歯並びが必ずしも「悪い歯並び」とは言い切れませんが

より理想的な歯並びにしておく事でリスクを減らしておく事ができます。

歯並びの改善のためには主に矯正治療が行われます。

この矯正治療には大きく分けると

1期治療と2期治療というものがあります。

1期治療とは予防矯正とも呼ばれるもので、顎の発育が終わる前に矯正治療を開始する事で正常な歯並びに誘導していく

といった考えの治療になります。

対象者は顎の発育が終わっていない小児の患者さんになります!

2期治療とは1期治療が終わった後に、さらに歯並びを改善させるために1本1本の歯を細かく移動させていく治療になります。

ある程度永久歯が生えそろった時点で始める治療になります。

今回は当院で行なっている「1期治療」の一つである

「プレオルソ」という装置についてご説明させていただきます。

プレオルソとは既製品のマウスピース型の装置で。上下の歯と舌や頬、唇などの筋力のバランスを整える事により

歯がきれいに並ぶスペースを維持するためのトレーニング装置になります。

矯正治療というと歯にワイヤーをかけている装置をイメージされる方が多いと思いますが

この「プレオルソ」はご自身で取り外しができるものになります。

歯に特殊な装置が付くこともありません!

その分自己管理が必須にはなりますが顎の成長期に使用することで

正常な歯並びに誘導する事ができ

舌の筋肉が鍛えられることにより気道が拡がり口呼吸の改善にもつながります。

装置には歯並びの状況に応じていくつか種類があるのですが

特におすすめなのが「下顎前突」です

下の前歯が上の前歯より出てしまっている状態でしたら

まずはこの「プレオルソ」を試してみていただく事がおすすめです!

詳しくは医院にてご相談ください!