マタニティー歯科について☆ その1

みなさん、こんにちは。

勝沼歯科医院の勝沼隆之です。

 

5月に入りましたね。日に日に暖かく、日が長くなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、早速本題に入っていきます。

 

前回まで、こどものむし歯について書かせていただいていたので、その流れで今回はマタニティー歯科について、書かせていただこうと思います。

“マタニティー歯科”とは 妊婦さんへ向けた歯科医療 のことです。

 

えっ?妊婦さんと、そうでない人とで歯科治療に違いがあるの?

と思われるかもしれませんが、 特別違いはありません!汗

妊婦さんも、そうでない方も、治療や予防でやるべきことは同じです。

 

では何故、マタニティー歯科を分けているのか?

それは、

新しい命をわが身に宿している妊婦さんは、大きな希望や期待を抱いていると同時に、

不安な気持ちを持たれている方も大勢いらっしゃるからです。

1人目の妊娠なら尚更その気持ちも強くなることでしょう。

 

元気に育ってくれているかな?

つわりがひどくて、体調悪いけど、これがいつまで続くんだろう?

逆子だっていわれたけど、大丈夫なのかな?

ちゃんと産めるかな?

 

実際妊娠を経験された方にしか分からないであろう感情が沢山あるのだと思います。

 

そんな時に

歯が痛くなってきた。

冷たいものがしみる。

歯みがきをすると歯ぐきから血が出る。

 

ダブル、トリプルの悩みはしんどいです。

 

だから、せめて歯の悩みからは解放されてほしい!

そんな想いから、マタニティー歯科を別個で掲げております。

 

ご妊娠中の歯科受診は、ある意味ご自身のお口の中に興味を持つ、良いきっかけになるとも思っています。

今まで歯医者で、むし歯のメカニズムだとか、歯みがきの仕方だとか

を聞かされても、いまいちピンとこなかったものが、

ご妊娠され、ご自身の体の変化に敏感になっているこの時期は、いつも以上に身体に意識が向いている時期だとも言えます。

そうすると、同じ話を聴いていても、すっと受け入れられることも少なくありません。

そして、一度受け入れさえしてしまえば、それがご自身の歯の健康を守るための良い習慣となり、ひいてはそれがこれから生まれてくる赤ちゃんの歯を守ることにも繋がります。

 

大人になってから、何度も何度も歯磨き指導されて、それでも思うように磨き残しが減らなくて。。。

そんな苦悩とも、赤ちゃんの頃から正しい習慣が身についてしまえば無関係です。

そういう流れを勝沼歯科医院から、全国の歯科医院から作ることが出来たら、最高ですよね!

 

そんな一歩になれば良いなという期待も持っています。

 

 

妊娠初期だけど受診してよいの?

体調が不安定だけど、診察大丈夫かな?

 

どんな悩みでも良いのです。

遠慮せずに、まずはご連絡ください。

 

新型コロナウイルスの感染が未だ拡大し続けておりますので、ご心配な方はメールでの相談も承っております。

 

 

今回はこんな感じで終わらせていただきます。

次回もまたマタニティー歯科について、妊娠中に起こりやすい口の中の変化や出産後の口腔ケア等についてお話しさせていただけたらと考えております。

 

それでは、辛抱・忍耐の日々が続きますが、前向きな心を忘れずに、そして安全を保ってこの時期を乗り切っていきましょう!!