こどもの予防☆ むし歯の予防 その3

みなさん、こんにちは。

勝沼歯科医院の勝沼隆之です。

 

4月に入りましたね。みなさんは、お花見されましたか?

今年は開花も早く、この辺りはもう散り終えてしまいました。

 

そして、2021年、新年度が始まりました!

新しい生活が始まった方も大勢いらっしゃることでしょう。

期待と不安が入り混じった、その気持ちを、是非満喫してください☆

そして、そして、私の大好きな先輩の歯科医院が、今年で10周年を迎えました。

今にたどり着くまで、様々なことがあったかと思いますが、本当におめでとうございます!

私も少しでも近づけるよう、今後とも精進します。

 

さて、本題に入ります。

こどものむし歯予防、最後のポイントは・・・

歯科医院への定期受診です。

 

子供も定期的に受診しないといけないの?

そう思われる方も多いかもしれません。

歯科医院への受診って、それなりに時間がとられるし、「今」に問題がないのであれば、わざわざ行く必要があるの?

そのお気持ち、すごく分かります。

 

でも、それでも、お子さんの定期検診受診を強くお勧めする理由は。。。

それは、問題のない、健康な「今」を守るためです。

 

「今」が健康なら、将来も大丈夫という保証は、残念ながらありません。

恥ずかしながら私は、多くのむし歯を経験してきました。神経をとる治療を受けたこともあります。

でも、私にも、健康な「今」はあったのです。

むし歯や歯周病を経験されたり、残念ながら歯を失った経験のある親御さんにも、その時期は必ずありました。

 

「今」は将来を保証するものではありません。

むし歯はいくつかの条件がそろって初めて発症する。というお話をさせていただきましたが、もしかしたら現時点でその条件がほとんど揃ってしまっているけど、ぎりぎりこらえての、健康な「今」かもしれません。

子供は成長していきます。時は流れていきます。

これまで生きてきた年月よりも、これから先の年月の方が、ずっとずっと長いです。

その長い長い人生の中で、自身の健康な歯を守っていくために、定期的な歯科受診は最も重要な要素の一つです。

私たちは、「今」だけに留まらず、その先を見据えた医療に拘っています。

もしも知らず知らずのうちに、病気のリスクが高まっていた時に、警報を鳴らしたり、軌道修正のアドバイスをさせていただく事が、私たちの役目です。

もしも、「数ヶ月に一度くらいなら何とか通えそうかな」と思っていただけたなら、

是非こどものうちから、定期的に歯科医院を受診するという習慣を身に付けるチャンスを与えてあげてください。

 

むし歯の予防についてのお話は、これでおしまいです。

まだまだ、安心できない日々が続いておりますが、今年度も前向きに過ごしていきたいと思います。

今年度も、よろしくお願いいたします☆