健康寿命と歯科治療

みなさんこんにちは。

勝沼歯科医院の勝沼智彰です。

平成最後の新年明けましておめでとうございます!

今年も思い残す事のないよう充実した1年が送れるようにしていきたいと思います!

僕は早速先日の連休に大阪まで勉強会に行って参りました。

今回は半年間かけてRemovable Partial Denture(部分入れ歯)を学ぶ勉強会の初回でしたが学ぶことが多い2日間となりました。

部分入れ歯についてもまたいずれ書かせていただこうと思いますが、今回はタイトルにもあるように「健康寿命と、歯科治療」について書かせていただきます!

皆様、健康寿命とはご存知でしょうか?

健康寿命の定義とは

日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと。

と言われています

この、一見当たり前のような事が実は人生を大きく左右する程大切な事なのです

そしてこの健康寿命を支えるのは健全な食生活です。

栄養バランスの取れた食事をしっかりと噛んで食べる事により、心も身体も健康になります。

そして美味しく、快適な食事をするために欠かせないもの

それは…

 

そうです「歯」です!

 

歯科医療で最も重要な事は歯を残す、あるいは失った歯を補う事により

美味しく快適に食事が出来、健康寿命を延ばす事を手助けする事です。

 

歯は直接命に関わることが無いため、軽視されがちですが

この仕事をしていると、高齢になられて歯で困っている方は皆様口を揃えて「もっと早くやっておけば良かった…」と言われています。

他にも「友人と旅行に行くからそれまでに何とか歯を治したい。」と言われる方も多くいらっしゃいます。

旅行先で美味しくご飯を食べるのは何よりの楽しみですもんね。

食生活が乱れれば、糖尿病や高脂血症によりメタボリックシンドロームのリスクにもなります。

奥歯の噛み合わせの状態によって認知症のリスクにも大きく影響します。

他にも

低栄養状態による骨格筋の衰えによる歩行困難。

咀嚼、嚥下機能の低下、口腔内の衛生状態の低下による誤嚥性肺炎。

食事が苦痛になれば精神的にも落ち込んで行くため、更に元気が無くなっていく…

など、歯を失うことにより健康に与えるリスクは様々です。

そして、これらの病気は高齢者の方であれば他人事では無いのです。

誰も寝たきりになったり、介護されたい人はいないと思います。

 

一度寝たきり、要介護になってしまうと、そこから元の健康な生活を取り戻すのは非常に困難だと言われています。

 

もっと早くやっておけば良かった…と後悔される方が多いのも、当たり前だと思っていた健康を失って始めてその大切さに気付くからなのでしょう。

 

だからこそ、勝沼歯科医院では

虫歯や歯周病を予防する!

早期発見、早期治療!

この大切さをいつも伝えているのです。

治療の内容によっては長く期間が掛かったり、治療が大変に感じることもあるかと思いますが、皆様の健康寿命を少しでも延ばせるようサポートさせていただきます!