歯医者での検査

みなさん、こんにちは。

勝沼歯科医院の川端です。

 

歯医者さんに行くと、レントゲンを撮影しましょう!と言われることがあると思います。

歯科医院からすると、レントゲンの撮影は基本的な検査の1つです。

なぜレントゲンが必要なの?と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

 

たしかに口の中を見て、虫歯だったり歯ぐきが腫れているのは確認できます。

しかし、覗くだけでは分からないことがレントゲン撮影によって分かることがあるなど、

レントゲン撮影は歯医者の検査において欠かすことのできない重要なものです。

 

例えば歯ぐきが腫れた場合に、原因は何かとまず歯科医は考えます。

歯周病なのか歯の根っこが悪いのか、歯にひびが入っているのか。

いくつかの仮説を立てますが、やはり原因がはっきりしないと治療には入れません。

そこで、レントゲンを撮ってみると腫れている理由が見えてきます。

歯周病であれば、周りの骨が溶けていたり、根が悪ければ根の先に

原因が写っています。

そこで確認して、ようやく治療に入ることが出来ます。

 

原因がはっきりしないまま、治療に入っても治る可能性は低いですし、

別の治療をしていては、時間がもったいないです。

放射線が気になる方もいらっしゃると思いますが、

理由があってレントゲンは撮影しています。

 

1年に1度レントゲン写真、歯周病の検査、

お口の中のお写真を撮影することをオススメしています。

1年ごとに経過を追うことで、去年と同じであればいいのですが、

つめものの下の虫歯や、歯周病、歯や歯ぐきの色や形は、

記録しておかないと、比べることが出来ません。

 

特に歯周病は、誰でもなっている可能性があり、しかも症状が出にくく、

自分では気がつきにくいものです。

3ヶ月に1度クリーニングに通っていても、やはり毎日の歯みがきがたいせつなので、

歯石はついてしまう人が多いと思います。

歯石は自分ではとることができませんので、そのままにしておくと

歯周病の原因となります。

歯周病の検査はとても大切なので、歯医者に受診した際は1ど受けてみて下さい。