少ない本数で、大きな効果! ~インプラントオーバーデンチャー~
「全てインプラントで治療ができたら一番だけど、大掛かりな手術が必要といわれて怖い。」
「体への負担も、費用の負担もなるべく抑えて、今より快適に入れ歯を使えるようにしたい。」
インプラント治療に興味を持たれても、いざ治療法についての説明を聞いてみたら、
「そんなに手術が大変そうだなんて思わなかった。」
「治療費用が予算を大幅にオーバーしてしまった。」
などの理由から、治療を受けることを躊躇されている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に勝沼歯科医院がお勧めしているのが、インプラントオーバーデンチャーという治療法です。
この治療法は、インプラント治療と入れ歯治療のそれぞれ良いところを合わせた、いわばコンビネーション治療です。
総入れ歯や広い範囲に及ぶ入れ歯の場合、入れ歯にかかる力のそのほとんどは歯ぐきが受け、支えることになります。天然の歯が顎の骨に支えられているのに対し、入れ歯の支えは歯ぐきなわけですから、咬んだときに耐えられる力の量は、入れ歯の方が天然の歯よりも、ずっと小さくなります。それ故に、天然の歯の時と同等の食事をすることが難しくなり、食べられるものに制限が生まれます。
インプラントオーバデンチャーはインプラントを数本(1~4本程度:状態により異なります)埋入し、それを支えにする入れ歯のことを指します。
インプラントの支えを得ることで、通常の入れ歯と比較し、咬む能力や安定性が大幅に向上します。
また、全てをインプラントで治療する場合よりも、インプラントを埋入する本数が少なくて済むため、身体に対しての負担や金銭的な負担も少なく済みます。
「大掛かりな手術はしたくない」
「今より快適に入れ歯を使いたい」
「少しでも費用を抑えたい」
インプラントオーバーデンチャーは、そんな悩みを解決する一手になるかもしれません。
~滅菌システムについて~
勝沼歯科医院でのインプラント治療は、専用の治療室で行います。
そこには最善の治療を行う為の様々な設備を完備しております。
しかし本当にこだわっているのは、実は別のところに存在します。
インプラント治療がある時は、患者さんが来院される数時間前より治療室の管理と準備を始めます。また、使用する器具類はすべて滅菌・殺菌されたものを用いております。
患者さんの目には映らないところですが、そこにこだわることで初めて安心安全の治療が提供できると確信しております。
インプラントを長持ちさせるために
ここまで読んでいただいた皆さんに、インプラント治療の特徴が少しでも多く伝わっていたら幸いです。
ここまでお話させていただいたように、歯を失った場合の治療法としてインプラント治療は、他の治療法と比較して大きく優れている点が多いです。
人工物ですから虫歯にもなりません。
まさに第2の永久歯と呼ぶに値する多くのメリットを持っている治療法です。
しかし、残念ながらそれでもやはり天然の歯にはかないません。ご自身の歯に勝るものはないのです。
決してインプラントが弱いというわけではありません。
しかし、完全無敵の治療法というわけでもないのです。
ですからインプラントを長期的に良好な状態で保つためには、ほったらかしではいけません。インプラント周囲を清潔に保つために、日々のセルフケアをしっかりと行う必要があります。またインプラントのかみ合わせや周囲の状態を良好に保つためには、定期検診への受診が非常に大切になります。
実はこれ、インプラントに限らず、お口の中の健康を保つために、すべてに共通して言えることなのです。
インプラント治療により得た幸福を逃さぬよう、是非私たちにもそのサポートをさせてください。
最後に・・・
健康寿命という言葉をご存知ですか?
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されております。2000年にWHO(世界保健機構)が提唱して以来、その認知度は年々高まってきています。
この健康寿命と平均寿命とに差がある場合、それは日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味します。
我が国では平成22年時において、この差は男性で約9年、女性では約12年でした。今後平均寿命が延びるにつれて、さらにこの差が拡大すれば、健康上の問題だけではなく、医療費や介護費の増加にもつながると懸念されております。
皆さんもご存知の通り、我が国は世界トップの長寿国です。それに加えてこれからは、いくつになっても健康で毎日様々な人と触れ合いながら、おいしい食事を楽しめる。そんなアクティブシニアを目指しませんか?
その第一歩として、
「よく噛めて何でもおいしく食べられる」
「みんなと大口を開けて笑い合える」
というのはとても大切なことだと思います。
命の入り口である「口」。
その口を通して、皆さんのより健康で幸せな生活をサポートすることが私たちの使命だと考えております。
インプラント
- インプラントを長持ちさせるために
インプラント治療におけるリスクや副作用について
インプラント治療では、一般的に下記のようなリスクや副作用があります。
副作用の有無やリスクの差、症状等は個人差があります。
- インプラント治療は自費診療となります。
- インプラント治療では、インプラント体を歯槽骨に埋入する外科治療が必要です。一般的な外科治療に準じたリスクとして、出血・腫脹・疼痛・神経麻痺による知覚鈍麻・血管の損傷による出血や術後の腫れや内出血をきたすことがあります。
- 患者様のお口やお体の状態によってはインプラント埋入ができない事があります。
- 治療後のメインテナンス
インプラントは適切な口腔ケア・メインテナンスを怠った場合、インプラントを支える周囲の歯肉炎(インプラント周囲炎)が発生しインプラントを支えている骨を溶かし、インプラントの脱落を招くことがあります。また、噛み合わせの変化によりインプラントに過度の力が掛かり損傷の原因となることもあるため、治療後は当院が定める期間でのメインテナンスが必要です。